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新人育成

本日は「新人育成」についてお伝えいたします。

最近、新人に指導係をつけて新人の育成に取り組む企業様が増えてきました。

しかし、取り組んではいるけれど、その指導担当制度が十分に活用されている企業様はそれほど多くありません。多くの場合、指導担当の役割やその具体的な取り組みが指導担当に落とし込まれておらず制度が十分に活用されていないことが多いようです。
そこで、今回は、指導担当制度の基本的な役割と具体的な行動に関してお伝えしたいと思います。

まず、指導係の役割とは一言で言うと、新人日常の指導係です。新人に対して基本的な業務を指導すると共に、新人の業務管理や疑問点などを解決することが基本的な役割です。
また、新人と一緒に業務上の目標を設定し、その進捗確認を行う事も重要な役割としてあげられます。そして、こういった役割を果たすために、月に一度は面談などを通じて、目標への進捗・近況確認をします。

更に細かく具体的な行動までお伝えすると、3つのポイントがあります。

①業務スタート時に“今日やることの確認”を行う
  ⇒5分のプチミーティング

②途中の様子を伺うようにする
  ⇒軽い声掛け

③振り返り(1日の最後に確認する)
  ⇒10分間の振り返り

①の朝のプチミーティングは特に重要です。その日一日の行動管理をすることで生産性が格段に変わってきます。新人にありがちな非効率な行動もこの毎朝の確認で事前に防ぐことが出来ます。

②の途中の様子伺いも重要ですが、忘れてはいけないのが③の振り返りです。
どうしても、指導係の自身の業務などの兼ね合いで忘れがちになってしまいますが、新人育成のポイントは振り返りにあります。その日起こったことをその日中に振り返り改善策をたてる。そうすることで、日々の成長につながります。

指導係を設置している企業様、新人育成に悩まれている企業様は、今回ご紹介した日々のポイントだけでも最低限実行するようにしてください。

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このコラムを書いたコンサルタント

藤木 晋丈 (ふじき しんじょう)

船井総合研究所入社後、活躍のフィールドを自身の夢でもある「人財」のテーマに定め プロジェクト&コンサルティング支援を行ってきた。 その中でも自身の経験や支援先での経験を活かした新卒・中途採用活動支援、内定者研修、新人研修などでは、累計5000人以上の人財採用と、 1万人以上の育成を手掛け成果を挙げてきた。 最近では、自身のコンサルタントとしての経験を活かし、50億、100億円企業に向けた 組織作り…

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