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今年の新人は「消せるボールペン型」?

こんにちは。船井総合研究所 オートビジネス支援部藤木 晋丈です。
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この時期、採用や育成系の記事がよく目に付く、その中でも、面白い記事を見つけました!

毎年、日本生産性本部が発表している 各世代にネーミング (「ETC世代」「カーナビ世代」など)

今年は、「消せるボールペン型」に決定したらしい。

消せるボールペンって、フリクションボール???笑

以下、引用です。

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毎年、新入社員の特徴を物などに例えている「日本生産性本部」(東京都渋谷区)は24日、
平成27年度の新入社員について、柔軟性を持つが、厳しい指導には耐性が低い傾向にあるとして
「消せるボールペン型」と名付けた。

 同本部は今春の新入社員について、現役生なら東日本大震災直後に大学に入学しており、
ボランティアなど状況の変化に対応してきた世代と分析。「見かけはありきたりなボールペンだが、
機能は大きく異なっている」とした。

 一方、消せるボールペンは高温下で文字が消えることになぞらえ、上司が熱血指導すると、個性を失い
、離職する危険性をはらんでいると指摘。同本部は「若いうちは何度も書き直しができると思い、
チャレンジしてほしい」。

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毎年思うけれども、面白い例えだし、よくその世代の特徴をおさえていると思う。

新人が、伸びる会社とそうでない会社の差は
もちろん、育成スキルや環境などももちろん大事だが新人に対する考え方にあると感じる。

今の世代には合わない育成の考え方をいくつか紹介すると

・決め付ける
・納得ではなく、説得
・管理

(まぁ今の世代に限ったことではないかもしれないけど・・・)

「決め付ける」
意識が低い
気遣いが出来ない
やる気がない

などなど、新人がよく言われそうな言葉だけれども、

よくよく話を聞くと、それぞれに理由があって、

意識が低い訳ではない
気遣いが出来ない訳ではない
やる気がない訳ではない

それぞれの理由をしっかり聞いてあげて、
ボトルネックになってる部分をとってあげる、もしくは一押ししてあげると
驚くほど別人に・・・・

「納得ではなく、説得」

まぁ、これはいつの世代にも共通するかな?
旧体育会系世代は、「先輩の言うことは絶対~」
理由なんてどうでもいい、とにかくやれ~っが通じる。
おそらく、これが通じるのは80年前後生まれが境な気がします。

でも、今の子達は納得しないと動きはよくない。
一見よく見えても、陰でそっぽ向いている事が多い。
あとは、それが表に出やすい

なので、上司は自分の価値観で説得するのではなく
彼らの価値観で納得する言葉をかけないといけない
時には言葉を砕けさせたとしても、彼らに伝わることのほうが大切

「管理」

これは、藤木もあまり好きじゃない・・・。と、自分の好き嫌いはどうでもいいか(笑
管理って言葉だけ聞くと、多くの人が好きじゃないと思う。

つまり、今の若手も自分が管理されている
そう感じさせてしまったら、よく無いと言うこと。

よく、管理の一つにホウレンソウ(報告・連絡・相談)があるけれど
上司は、新人がホウレンソウしたくなるようにできているか?

ホウレンソウしなくてはならない
ホウレンソウしたい

この違いが大事。

ホウレンソウしたい!と思ってもらうには、
やっぱり、褒めることが大切。

すぐに、修正・訂正されたり、怒られるのであれば
誰でもホウレンソウしたくなくなる

良い意味ではじめは、ある程度目をつぶってあげる必要もある

書き始めるともっとあるけれども、今日はこの辺で。

最後に、
藤木が感じる有能な上司は、

自分の型にハメルのではなく
相手の型に合わせることが出来る人

自分自身もそうなれるように、日々色々な視点や考え方を取り入れたいと思う

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このコラムを書いたコンサルタント

藤木 晋丈 (ふじき しんじょう)

船井総合研究所入社後、活躍のフィールドを自身の夢でもある「人財」のテーマに定め プロジェクト&コンサルティング支援を行ってきた。 その中でも自身の経験や支援先での経験を活かした新卒・中途採用活動支援、内定者研修、新人研修などでは、累計5000人以上の人財採用と、 1万人以上の育成を手掛け成果を挙げてきた。 最近では、自身のコンサルタントとしての経験を活かし、50億、100億円企業に向けた 組織作り…

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