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生産性の高い整備工場レポート①

コラムテーマ:業績アップ

コラムをご覧の皆様、整備工場経営研究会の浜中でございます。

本日は、整備工場における最大の関心事「生産性」の高い整備工場のご紹介をさせていただきます。

 

輸入車に特化し高生産性を実現する整備工場

今回ご紹介するのは、埼玉県川口市にあるステラモータース様です。
輸入車の日本国内での保有台数は約400万台と決して多くない一方で、整備には部品の発注に時間がかかることや、構造上作業がしにくい車両があること、もしも傷をつけてしまった場合の補填などを考えると、扱いにくい商材であり整備作業を行ってくれる工場が少ないのが現状です。またディーラーは、多くの場合、自社で販売した車両の整備が主であり、中古車販売店で購入した車両等は納期が遅くなったり、そもそも引き受けてくれないこともあるという聞きます。

しかしながら、部品代が高いことやレバレートも高く設定できることで国産車両よりも高い単価で作業できることが魅力です。

今回ご紹介するステラモータース様は輸入車、中でもBMWに特化した専業の整備工場です。
高い単価と専門性を武器に整備士一人当たりの生産性は130万円と非常に高い
実績を残しています。

 

輸入車は生産性高いのは当たり前だよね・・ではなぜやらないのですか?

輸入車を扱っている整備工場は生産性が高いのは知っている。
そう思われた方も多いのではないでしょうか?

では、なぜ輸入車整備に力を入れないのでしょうか?
集客できるか不安だから?作業ができないかもしれないから?そもそも変化することが億劫だから?

様々な理由があるかもしれません。しかしながら、これからの自動車整備市場で生き残り持続的な成長を志す整備工場様は一つの選択肢として検討することをオススメします。

オススメする理由は以下の3点です。

①生産性が高いから
先述の通り、今回ご紹介する整備工場は整備士一人当たりの生産性が130万円を超えます。これは一般的な整備工場の1.5~2倍程度の水準であると考えられます。
②集客がしやすいから
受けられない、受けたくない整備工場が多く、輸入車ユーザーは整備工場探しに苦慮しています。そのため、低コスト・大きな手間をかけずに集客することが可能です。
③採用がしやすいから
輸入車を扱う事業者が少ないためと、輸入車専門工場は整備スキルの幅を広げたいと考えている整備士からは見ると魅力的です。また、先述の通り高い生産性を背景として給与水準も上げることが可能。最大の課題である採用の問題も普通に工場を出すよりも圧倒的に効率的になると考えらえます。

 

ステラモータース様が成功しているポイント

ここから、今回の主題であるステラモータース様をご紹介いたします。
同社は先述の通り、BMWに特化したブランディングを行っています。
これは単にBMWが好きだから、という訳ではありません。

ポイント① BMWが最も売れている車だから
日本国内で、BMW(MINI含む)は最も売れている車であり、輸入車ではメルセデスベンツと並び2台巨頭と言えるでしょう。数の少ない輸入車=市場規模は小さいのでその中で最大の市場を取りに行ったということです。
ステラモータース様は、たまたまではなく戦略的にBMWの専門店を選択しているのです。

ポイント② ノウハウ・事例が貯まる
メーカーを絞ることで、整備士にノウハウや事例が貯まっていきます。ここの不具合が出やすい、このように作業すると効率的だということが暗黙知として貯まり結果的に作業効率が改善していきます。整備マニュアルの取得が難しい輸入車でもノウハウで対応することが可能になっていきます。

ポイント③ 競争に勝てる
もしもあなたがBMWに乗っていて、整備工場を探しているとしましょう。輸入車専門整備工場とBMW専門整備工場があったとしてどちらを選びますか?市場は絞っていますが、特定の領域での勝率が格段に上がるあのです。それにより競争に勝ち集客が実現します。

外から見るとオーナーの趣味のように見えるBMW専門工場ですが、実は戦略的に練られている工場なのです。

 

成功のポイントをより詳しく解説していただきます

今回、成功のポイントをちょこっとだけお伝えしましたが、まだまだポイントや聞きたいことがあるのでは?と思います。

・輸入車の整備作業や故障探求ができるか不安
・設備や工具、テスターなど特別なものが必要なのか?
・部品の仕入れはどうしているの?
・具体的にどのように集客しているの?

などなど、今皆様の頭にある疑問・質問に代表の山本様に直接お答えいた抱く機会をいただいました!

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当日は、ステラモータース様にご登壇いただきこれまでの成長の軌跡、苦労・失敗したこと、絶対に抑えておくべきポイントなど実際の輸入車整備事業を行う企業の代表の山本様にお話しいただいます。
質疑応答の時間も設けておりますので、ぜひともご参加ください!
https://lpsec.funaisoken.co.jp/study/kuruma-biz/112500/

 

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このコラムを書いたコンサルタント

浜中 健太郎 (はまなか けんたろう)

船井総研に入社後、建設業・管工業・設備工事業向けのコンサルティングに従事。 その後モビリティ支援部にて整備部門向けの業積アップコンサルティングを行っている。 また弊社で開催している車検アカデミーでは講師・ファシリテーターを務めている。

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