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【なぜ新車リースを「今」強化したのか?】 山陽エリア最大級の大型販売店が新車リース販売を付加してたった1年で年間200台超販売

コラムテーマ:業績アップ

平素よりお世話になっております。
モビリティ支援部 MaaSグループ
マネージャーの加藤智です。

あっと言う間に1月も終わり、
繁忙期も1/3が過ぎました。
皆様の店舗では目標達成へ向けてペースは順調でしょうか?

さて今回は、まさに今業績を伸ばしている企業の
特別インタビューをお届けいたします。

広島県で中古車販売店を営む
株式会社サコダ車輌様。

県内に中古車販売店を3拠点営んでいる
こちらの企業様ですが、
実は2023年夏より、同拠点にて
新車リース販売を強化しています。

強化より約1年半が経過している今、
新車リース販売台数は右肩上がりとなり
2025年1月には過去最高台数を記録されています。

なぜ今、このタイミングで
新車リース販売強化に走ったのか、
取締役副社長 迫田 太朗 氏 の
特別インタビューをお届けいたします。

 

中古車販売店ならではの新車リース事業の伸ばし方とは?

当初はリース事業に懐疑的で、
ブームに乗ることに抵抗がありました。
しかし、ブームから7年たった今でも
リースで成長を続ける市場やしっかり伸びている企業を目の当たりにして、
少しずつ考えが変わり始めました。

既存のお客様からも
「リースは取り扱っていないのか」という
問い合わせが増えてきました。
車両価格の高騰を背景に、月々の支払いを抑えられるリースは、
お客様にとって大きな価値を持つ商品だと改めて気づいたんです。

一方で、他社さんでリース契約をしたお客様からアフターサービスに関する不満の声も耳にしました。
「車検の案内がない」「オイル交換の予約ができない」といった声は、
私たちにとっても貴重な気づきでした。

また、リースの販促活動を行う店舗が
減っていることも気がかりでした。
既存顧客が定着していくにつれ、
新規顧客の獲得には消極的な企業が
増えているのかもしれないということです。

これらの現状を踏まえ、
私たちにもまだチャンスがあると考え、
リース事業を強化することを決意しました。

 

店舗の知名度を生かすために併設・業態付加型へ

一番の理由は店舗の知名度を活用できることです。
リース業界では、フランチャイズに加盟すると、
どうしてもFCの屋号で認知されてしまうという問題があります。
お客様から見れば、どの店舗も同じように見えてしまう。
そうなると、近いエリアに店舗があると
差別化が難しくなってしまうんです。
その点、弊社は地域で長年培ってきた
信頼と実績があります。
これは大きなアドバンテージです。

さらに、既存の建物や人材、販促といったリソースを
効率的に活用できますし、
お客様から「リースはないの?」と聞かれることも多いので、
同じ拠点であらゆるニーズに対応できるのが理想的だと考えました。

 

営業スタッフの育成も新たな領域へ

社内の反発は特にありませんでした。
ただ、営業マンにとっては、リースの仕組みや競合他社の情報などを
新たに勉強する必要があり、負担が増えることは予想していたので、
そこは事前に経営陣から社員に向けて、
リースを販売することで得られるメリットを説明しました。

例えば、軽の中古車とリースを比較した場合、
同じ商談時間でもリースの方が販売時の利益が大きく、
お客様に与えられる安心感や経済的な安定性も全く違います。

お客様の生涯価値(LTV)も大きく変わってきますし、
社員も安心して販売できるという点が
最大のメリットですね。
当初は、中古車販売との競合や
審査に通らなかったお客様への対応なども懸念していました。
しかし、実際にはそのような心配はほとんど必要ありませんでした。

 

いかがでしたでしょうか。

もっと詳細な取り組みや内容を聞きたい、
そのように思われた熱心な勉強好きの事業主の皆様へ
迫田副社長に特別ゲストとしてご登壇いただく
「新車リース販売 業績アップセミナー」を
ご用意しました。

 

【なぜ新車リースを「今」強化したのか?】
山陽エリア最大級の大型販売店が
新車リース販売を付加してたった1年で年間200台超販売

第1講座
成熟事業を再成長させ、生き残る自動車販売店になるために
講座抜粋①:2025年最新、自動車業界の時流
講座抜粋②:今後生き残る自動車販売店とは
講座抜粋③:地域一番の自動車販売店になるためのロードマップ

株式会社 船井総合研究所 モビリティ支援部 リーダー 岡田 三菜美

第2講座
【ゲスト講演】中古車販売店が新車リース事業に参入した狙いと成功の秘訣とは
講座抜粋①:量販店が今新車リースを強化する理由
講座抜粋②:専門店ナシで新車リース年間300台を達成するために、どのような準備、投資を行ったのか
講座抜粋③:新事業を扱ううえで、社内摩擦はなかったのか
講座抜粋④:リース事業を新たな強みに、ゲスト企業が将来目指すところ

株式会社 サコダ車輌 取締役副社長 迫田 太朗 氏
株式会社 船井総合研究所 モビリティ支援部 マネージャー 加藤 智

第3講座
中古車販売店が新車リースの販売台数を伸ばすための具体的な集客・営業手法
講座抜粋①:新車リースのビジネスモデルと中古車事業とのシナジー効果
講座抜粋②:新車リース“専門店”との戦い方の違い
講座抜粋③:モデル企業の成功事例解説

株式会社 船井総合研究所 モビリティ支援部 チーフコンサルタント 遠藤 圭太

第4講座
明日から成果につなげるために実行すべきこと

株式会社 船井総合研究所 モビリティ支援部 マネージャー 加藤 智

 

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このコラムを書いたコンサルタント

加藤 智 (かとう さとし)

大学卒業後、船井総合研究所に入社。歯科医院・治療院・調剤薬局のコンサルティング部門を経て、モビリティ支援部に配属。 モビリティ支援部では、マイカーリースに特化したスタートアップオープン支援および販売台数アップ支援を担当している。特に販促物の作成や店舗作り、細やかな数値分析には多くの経営者より定評がある。

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