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【事例紹介】中古車メインの大型販売店サコダ車輌が新車リース事業付加、たった1年で粗利5000万円を創出した方法

コラムテーマ:業績アップ

いつもお世話になっております。
船井総合研究所の岡田三菜美です。

今回は、「中古車販売店における新車リース事業の成功モデル」をテーマに、
エリア最大級の販売店“サコダ車輌様”の成功事例を含めた、
今すぐ取り組める具体策をご紹介いたします。

・集客施策にコストをかけても成果が伸び悩んでいる
・中古車販売だけでなく、新車販売を強化したい
・新車リースの販売台数を増やしたいが、具体的な戦略がわからない
・将来の在庫仕入れや固定客化に不安がある

以上のお悩みに1つでも当てはまる方は
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1.なぜ、今中古車販売店が新車リースを強化するべきなのか?

新車リース事業には、下記のようなメリットがあります。
① 車検付プランで固定客化につながる
② 値引きなしで販売するため粗利を確保できる
③ 保険も獲得しやすく、収益性が高い
④ 在庫を持たなくて良いため初期投資が抑えられる
⑤ 商品知識が少ない業界初心者でも販売しやすい
⑥ 新車のため故障リスクなどの店舗負担が少ない
⑦ リースアップ時に良質な下取りを確保できる。
⑧ 一定のサイクルで乗り換えが発生するため、販売台数をボトムアップできる

さらに、お客様にとっても
① 初期費用や月々の負担抑えて新車に乗ることができる
② 車のメンテナンスや保険手続きなどをリース会社に任せられるため、管理が楽になる
といった魅力的な商品です。

実際に、市場規模は拡大しており
(財)自動車検査登録情報協会や(社)日本自動車リース協会連合会が一般に公開しているリース事業に関連する統計によると、
15年前との比較で国内自動車総保有台数の成長率が105%であるのに対し、
リース車保有台数は138%と飛躍的に成長しているのがわかります。
なお、リース車保有台数である約419万台に対し、
個人向けとなるマイカーリース車の占める割合は年々上昇しており、
今では67.1万台ものマイカーリース車が全国に普及しています。

 

2.中古車販売店ならではの新車リース事業の伸ばし方とは?

では、具体的にどのような施策を行って新車リース事業を伸ばしていけば良いのでしょうか?
今回は成功モデルの一つとして、
中古車販売を中心に業績を拡大してきたサコダ車輌様が、
2023年より新車リース販売で新規集客を開始し、今では月間20台以上を販売できるようになった施策の一部を解説いたします。

【ポイント①】 “中古車販売で培った知名度”が一番のアドバンテージ
長年、地域に根ざして事業を展開してきたサコダ車輌様にとって、
最大の強みは地域のお客様からの厚い信頼と高い知名度でした。
TVCMやチラシ販促による認知度の高さは、新規顧客獲得においても安心感と信頼感を与える効果があります。
他社との差別化を図るうえでも、あらゆる販促媒体に“自社名でのブランド認知” を意識した打ち出しを行っています。

【ポイント②】あえて中古車販売の敷地内に “新車リースコーナー“をつくる
サコダ車輌様では、既存の立地や店舗規模、人財や販促といったリソースを効率的に活用するため、あえて専門店出店ではなく、中古車販売の敷地内での併売を選択しました。
また、来店されるお客様にも、中古車だけでなく幅広い選択肢を提案できるというメリットもあります。

【ポイント③】どうせやるならエリア1、全国1を目指した販促を
新車リース専用の販促として、展示車、のぼり、全戸配布型のポスティングチラシ、Webサイト、デジタル広告、など複数の販促投資を新たに開始しました。
とくに力を入れているデジタル広告では、Google、Yahoo、Instagram、YouTubeなど
複数媒体を活用し、地域のお客様に認知される環境を整えています。
打ち出しのキャッチは「サコダのリース」で統一し、他社との差別化を図っています。

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した内容はごく一部。
【2月19日開催】新車リース強化セミナーでは、それぞれの媒体からの具体的な集客方法や、
営業オペレーションなど盛りだくさんでお届けします。
サコダ車輌様とのパネルディスカッション形式で
新車リース事業強化の背景や、社内マネジメント、成功までの軌跡もお話いただきますので
ぜひお申込みくださいませ。

 

サコダ車輌様の成功事例にご興味をお持ちいただいた皆様へ。取り組みの背景や成功の軌跡をより深く理解し、明日から実践できる具体的なノウハウを学びたいと思いませんか?

◆このような方にオススメ◆
① 中古車販売だけではなく、新車販売を増やして業績を伸ばしたい方
② 新車リースの販売で固定客化や整備事業を伸ばしたい方
③ 新車リース事業に興味があり、即時業績アップを目指したい方
④ 将来の中古車仕入に不安がある方
⑤ 大型中古車店との競争激化で、新たな商品を付加したい方

◆本セミナーで学べるポイント◆
① 中古車販売店ならではの新車リースの伸ばし方
② 中古車販売店が新車リースを伸ばすべき理由
③ 新車を月20台以上販売するための具体的な取り組み
④ 中古車販売店が新車リースを伸ばすために重要なこと
⑤ 成約率50%、台粗利25万円以上を達成する営業手法

◆講座内容◆
【第一講座】
成熟事業を再成長させ、生き残る自動車販売店になるために
【第二講座】
<ゲスト講演>中古車販売店が新車リース事業に参入した狙いと成功の秘訣とは
【第三講座】
中古車販売店が新車リースの販売台数を伸ばすための具体的な集客・営業手法
【第四講座】
明日から成果につなげるために実行すべきこと

◆参加料金◆
・一般価格 25,000円 (税込 27,500円)/ 一名様
・会員価格 20,000円 (税込 22,000円)/ 一名様

◆日時◆
2025年2月19日(水) 13時30分~16時30分
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)

以上となります。
ぜひ皆様のご参加をお待ちしております!

 

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このコラムを書いたコンサルタント

岡田 三菜美 (おかだ みなみ)

東京理科大学を卒業後、船井総合研究所に入社。ヘルスケア業界、歯科医院向けのコンサルティング部門を経て2021年モビリティ支援部に配属。モビリティ支援部では特に新車リース販売店向けのマーケティング支援を中心に行っている。

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