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カーディーラーにおけるDXの取り組み事例

コラムテーマ:業績アップ

「DX」という言葉が出始めた当初は「デラックスではありませんよ」という
話から「DXとは」という説明が様々なところで行われておりました。
しかし、今ではほとんどの方が「DX」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

カーディーラー含む自動車業界においても「DX」の取り組みが直近3年間で
かなり進んでおり、時代の変化についていき、自社の変革を進めている会社様が増えてきております。

今回は、カーディーラーにおけるDXの取り組み事例をご紹介させていただきます。

 

カーディーラーが取り組んでいるDXの種類

カーディーラーが取り組んでいるDXの種類としては下記の2つです。
①売上アップDX
②業務効率化DX
そして、このDXを進めていくことで生産性を上げていくことができます。

①売上アップDXでは集客面、商談管理、既存顧客管理などの領域でDXを進めていくことが該当します。
②業務効率化DXではデータ分析、入力業務などの領域でDXを進めていくことが該当します。

今回はこの2つに分けて事例をご紹介させていただきます。

 

カーディーラーの売上アップDX事例

カーディーラーの売上アップDX事例として領域を分けて2つご紹介せていただきます。

【集客面】
集客面のDXとして取り組んでいるケースとして多いのが
自社ホームページを活かしたWEB集客×MAとなっております。

具体的には、今までのWEB集客は、自社ホームページを用意して
そこにSEO対策、リスティングやディスプレイなどのWEB広告の活用をして
流入数を増やし、そして分析ツールを見てサイト改善をするという
一連の流れを行う会社様が多くありました。

集客DXに取り組んでいる会社様は、そこにMAツールを取り入れて
ホームページ上でチャットボットを表示したり、後追いのメールを自動化したり
お客様の自社ホームページ上の行動を可視化したりしています。

チャットボットを入れることで問合せ数を3倍に増やした会社様があったり
後追いメールとお客様の行動データを見た後追い電話を実施することで
問合せ来店率を20%程度から40%に高めたりなどの効果を出されています。

【商談管理】
続きまして商談管理のDXの取り組み事例をお伝えさせていただきます。

おそらくこのような実態の会社様が多いのではないでしょうか。

来場アンケートを紙で実施し、その後、スプレッドシートに打ち込み
また、その後の商談管理を別のスプレッドシートに入れて後追いや受注実績を
管理していき、その後、成約したお客様に関しては納車の工程管理を
別のスプレッドシートに記入している。そして、それらのスプレッドシートは
月ごとに分かれており、過去の実績を見ようと思うと、別のファイルを見る
必要がある。

このような分断してしまっている内容をDXを進めることで
1つのシステムを用いて集約をしてかつ分析もしやすくしております。

具体的にはアンケートをタブレットで取り、その情報がシステムに自動で
入り、商談実績入力をそのシステムに打ち込み、後追い管理も可能で
かつ受注実績に関してもデータを打ち込めて、納車の工程管理も見れる。
さらには、そのシステムに入れたデータをリアルタイムで可視化できている。
という姿を実現しております。結果的に再来店率が20%程度のところから
35%まで高めることができている会社様がございます。

 

カーディーラーの業務効率化DX事例

カーディーラーの業務効率化DX事例についても2つご紹介せていただきます。

【転記作業や単純作業を効率化】
カーディーラーでは、顧客管理システムにおいて自社で取り組みたいこと
全て行うことは難しく、結果的に、様々なツールが入ったり、スプレッドシートや
エクセルで管理をしたりしています。そのため、現場の業務としては
同じ情報を2か所に入れないといけなかったり、同じような作業を繰り返し
行わないといけないことが多々発生しております。

このような転記作業やパソコンで行っている繰り返し作業に関しては
RPAというツールを入れることで解決することができます。

実際にカーディーラー、自動車整備工場ではRPAを入れているケースが多く
自動車業界に合ったツールの1つです。

RPAを入れれば、人が行わなくても良い業務は自動化できて、人は
お客様向き合いの仕事を増やすことができます。

【データ分析を効率化】
データ分析に関しても時間がかかっている会社様は少なくありません。
そもそもデータを取るために紙でアンケートを取っていたり
色んなところに入力をしているため、様々なところにデータが散らばっていたり
基幹システムにはデータは入っているものの、データの扱いが難しかったり
データ分析をする準備までに労力や時間がかかってしまうケースが多いです。

その中でおススメさせていただいてる解決策は2種類あり
①RPA×BI ②システム一気通貫BIというものです。

①RPA×BIは前述したRPAを活用して、データがあるシステムからスプレッドシートに
自動的にデータを抽出して転記をしていくということを繰り返し、その格納された
データを元にBI化するというものです。BIというのはデータをグラフや表に
アウトプットを変えて表示できるもので、元データを更新すれば、リアルタイムで
最新の結果を見ることができます。

②システム一気通貫BIというのは、商談管理のところでお伝えさせていただいた様な形で
あらゆる情報を1つのシステムで管理できる様にして、そのデータをシステム上のBIで
可視化していくというものです。データが分散していると分析が難しくなるため
データの一気通貫化を目指していただくのもDXにおいては大事になります。

 

カーディーラーのDXも社内変革がポイント

DXで社内を変革するというよりも、DXファーストのために社内を変革する
という表現が正しいです。

DXを進めていくためには今までの既存の業務の進め方をしているだけでは難しく
DXとして全体最適にしていくためには関与する方々の動き方を変えないといけません。

目先の効率化のことだけを考えると「こういう手間が増えてしまう」「よく分からない」
ということで、既存の業務をずっと行い続けた方が効率が良いと感じてしまう
かもしれませんが、DXを進めると中長期的には「業務が効率化された」と実感します。

DXを進める組織についての本が沢山ありますが、DXを成功させるポイントは
もちろんシステム選びも大事ですが、DXファーストのために社内の方々の
業務の仕方を変えられるかということになります。

カーディーラーでDXを進めようと考えられている企業様に参考になれば幸いです。

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このコラムを書いたコンサルタント

モビリティビジネス経営研究会 ()

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