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2年連続販売台数150%成長を達成する中古車販売店の取り組み

コラムテーマ:業績アップ

みなさまいつもお世話になっております。
船井総合研究所 モビリティ支援部です。

今回は、
「2年連続販売台数150%成長を達成する中古車販売店の取り組み」
というテーマでお送りさせていただきます。

今回ピックアップさせていただく企業様では、
2019年期には年間販売台数333台であったところから、
2020年期には649台(前年対比194%)、
2021年期には1,012台(前年対比155%)
という販売実績を挙げられています。

それでは、以下にこちらの会社様が業績を
伸ばされてきたポイントをまとめてお伝えさせていただきます。

 

2年連続販売台数150%成長を達成する中古車販売店の取り組み

ポイント①:在庫台数の増大

まず1点目として取り上げさせていただくのが、
在庫台数の増大です。

こちらの会社様では3年前時点では在庫台数約40台で、
月間15~20台の販売をおこなっていらっしゃいましたが、
2年前には在庫100台、昨年には150台、
2021年には常時200台の在庫を保有するというように
毎年50台の在庫台数のベースアップをされてきました。
それに伴って集客数も純増していき、
2021年には在庫200台、月間販売80台という実績を
安定的にあげていらっしゃいます。

こちらの内容からも分かる通り、
中古車販売店においては在庫規模で地域一番になることは非常に重要です。

ポイント②:集客商品の設定

2つ目のポイントは「集客商品の設定」です。

こちらの会社様では、
あくまでメイン商品は車両本体価格39.8万円の軽自動車である中で、
集客に活かすための商品として
常時車両本体価格10万円以下の車両を用意されています。
こちらは下取り車や低年式車両を活用しているわけではなく、
H28年式以上の高年式車両をAA相場から▲5~15万円の値付けで設定されています。
当然そのまま販売すれば利益は残らないことになりますが、
こちらの会社様ではあくまで集客が最優先とのお考えを徹底され、
別途利益の取れる車両も用意しながら総利益の最大化に取り組まれています。

当然利益を減らすことは心理的な抵抗が大きいところではございますが、
まずは集客を最大化させることが業績アップへの第1歩となります。

ポイント③:外部モデル企業における研修

3つ目にご紹介するポイントが、「外部モデル企業における研修」です。

こちらの会社様では、社長をはじめとした経営陣は勿論のこと、
営業スタッフの方も含めて定期的に
業績好調な他企業に研修に行かれています。
不況時に社内にばかり目を向けていてもジリ貧になっていくばかりですが、
改めて経営陣自らが外部の好調事例に目を向け自ら学びに行かれる姿勢を持って行くことが
業績向上・持続性向上に向けて重要なポイントとなります。

是非、参考にしていただけますと幸いでございます。

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以上、業績を大きく伸ばされている会社様の取り組みのポイントを3点お伝えさせていただきました。
皆様が業績を伸ばされる一助となりましたら幸いでございます。

 

10月18日(月)に開催される「軽39.8万円専門店会 繁盛店視察クリニック」では、
今回ピックアップさせていただきました会社様の取り組みを
より細部にわたってご紹介させていただきます。
中古車販売において業績アップを目指されたい会社様は是非ご参加をご検討ください。

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