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普通車業態における時流 高生産性を保っている企業の取り組み

2019年も後半を迎え、
8月後半から増税の影響も少しずつ発生してきていることから、
販売においては好調な会社様が多いかと思います。

ですが、現時点で増税後、
または3~5年後における経営の見通しが不安だという経営者の
声も多くお聞きしております。

今後の日本は人口減少・高齢者比率の増加、
我々の市場環境では、新車販売台数の伸び率低下や、
保有状況の変化など、様々な要因が重なり
100年に1度の転換点といわれる時代に突入しています。

今後はあらゆる人的コストが増加し、
経営におけるコストが増加するということは
避けられない事実です。

まさに、生産性を高める事業作りが急務な時代です。

そこで、今回は普通車業界においての時流と、
普通車業態において高生産性を保っている企業の
取り組みをお伝えさせて頂きます。

(1)普通車業界における時流 ~カテゴリー別販売台数の推移~

2019年における半期実績においての
普通乗用車+小型乗用車の新車販売台数は、
昨年対比99.6%と微減傾向にあります。

【普通乗用車+小型乗用車 上半期新車販売台数推移】単位:台

出典:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会

その中でも、普通乗用車だけを算出すると、
4か年平均の伸び率は104.7%と増加傾向にあります。

【普通乗用車 上半期新車販売台数】 単位:台

出典:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会

つまり、市場全体は伸び率が低い傾向にあるとしても、
伸びているカテゴリーは存在するということです。

ここから更に、どのような市場が今現在伸びているのかを
見ていきましょう。

【HV市場の伸び率は年々増加傾向にあり、16年間増加市場!】
HV車が普及し始めてから、年数が経過し、
今現在では当たり前の時代です。

HVカテゴリーにおける認知度は6割を超え、
多くのお客様から支持を受けているカテゴリーの一つがHVです。

2010年から2012年にかけて普及が加速し、
2018年においてもHV市場は115%成長。

出典:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会

【SUV市場が活況!乗用車割合の30%まで到達】
次に、今最も市場として注目されているのが
「SUV」ではないでしょうか?
各メーカーが挙って新型を発表するなど、
メーカーとしても伸ばしたい市場の一つです。

中古車市場ではまだ、未使用車やチョイ乗りなど
比較的年式が新しい商品が中心です。
これから中古車市場を盛り上げていくカテゴリーの
一つになり得るのが「SUV」だと言えるでしょう。

【SUV新車販売台数推移】

出典:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会

ここまで簡単に今現在普通車市場において
伸び率の高いカテゴリーをご紹介致しましたが、
ここからは実際に“今”販売が好調な企業の
取り組みを紹介させて頂きます。

(2)2019年 販売好調企業の取り組み事例

【HVカテゴリーに絞り、2019年8月に月間100台以上販売!】
このブログでも数回ご紹介させて頂いております、
HV車専門店が本年度も好調傾向にあります。

閑散期といわれる8月においても100台販売と
業界異常値を叩き出しています。

本年度はこのHV専門店に参入された会社様も増加し、
新たな取り組み事例も多く出てきております。

このビジネスモデルが成長し続けるポイントは
以下のポイントが重要です。

1.取り扱い車種数を3車種まで絞りこみダントツ1番化を図る
~シェア1番化~
・単一車種の磨きこみによる大量販売モデル

2.ポータルサイトのみで集客する100%WEB集客型
・立地度外視のWEB集客に絞った、高収益モデル

3.一人あたり生産性(営業)300万円以上
・営業が営業に集中できる環境を整え、
一人あたり販売台数20台以上

【輸入車の単一メーカーに絞り込みダントツ1番化、
超高収益モデルの確立】
実は、輸入車における中古車市場は、
今伸びているカテゴリーの一つであることはご存じでしょうか?

中古車登録台数は年々微増傾向にあり、
市場の中でも活況を再度迎え始めているカテゴリーの一つです。

今回、ご紹介させて頂くのは、
輸入車のメーカーの中でも単一メーカーまで絞り込み
1番事業化を図っている企業をご紹介させて頂きます。

上記ビジネスモデルにおける取り組みは以下の内容です。

1.単一メーカーの中でもMSの大きい車種による1番化戦略
・集客商品と収益商品の商品ミックスによる、車種構成を徹底
2.WEB集客に絞り、高収益体制を構築
・ポータルサイト+自社サイトからの集客のみに絞ったWEB集客100%構造
3.営業一人当たり生産性(営業)は400万円越え
・営業2名体制のため、超高収益モデルを保つことが可能

ここまで、普通車市場における時流と、
伸びている企業の取り組みをご紹介させて頂きましたが、
伸びている企業の特徴は、
「伸びている市場でダントツ1番化」を図ることが、
今後の日本における人口減少時代においても
伸び続けるビジネスモデルの一つです。

大手中古車販売店においても、
カテゴリー1番化戦略によるシェア1番化を図っています。

今、皆様の取り扱い商品群で商圏内1番といえる商品は
どのくらいありますでしょうか?

これからは1番事業を複数持つことで、
高収益ビジネスモデルへと転換させる時代です。

増税後、今後の中長期計画を策定する上で、
改めて「なにで1番になるのか」を明確に決めることで、
今後の計画に活かしていただければ幸いです。

今後、“普通車市場への参入”や、
“普通車市場で更に業績を伸ばしたい”という
経営者の方からのご相談は1回限り無料でおこなわせて頂きます。

是非、この機会に一度ご活用くださいますと幸いです。

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今後とも宜しくお願い申し上げます。