コンサルタントコラム

>コンサルタントコラム>「学校訪問」を通して見る16卒採用

「学校訪問」を通して見る16卒採用

こんにちは。船井総合研究所 オートビジネス支援部の隅屋 彰則です。
只今私達の開催する勉強会で無料お試し参加受付中です。

8月1日から正式に採用選考が解禁となりました。
中小企業は内定辞退が続出するのではといった心配から「オーガストブルー(8月の憂鬱)」とも言われるほどです。

今回はそのような中、7月、8月と多くの大学を訪問し、感じたことを共有させていただきます。

(1)秋以降の学内合同説明会の開催について
採用スケジュールが16卒から大きく変わり、各学校では、昨年までは実施がなかった秋以降の就活学生に向けたイベントの実施について、「実施を予定」「検討中」と回答する学校があります。

割合としては、就活対象となる学生が150名~300名程度いる学校が多いように感じます。

実施は決まっているが日程が未定、希望社数がある程度集まった段階で開催を予定など、学校によって開催に至る流れはさまざまです。

是非、小まめな学校訪問とキャリアセンターへの先生への連絡によって、情報収集し、出られるイベントについては全て出られるようにしていただきたいと思います。

(2)キャリアセンターの先生の考え方を知る
先生にお話を伺っていると、学生に伝えるアドバイスは様々です。

内定承諾書を出した上でも、本人が満足するまで就活を続けることを容認、決意が決まらないうちは承諾書を出さないようアドバイス、学生一人ひとりのやりたいよう全て委ねる、など各先生の考えによってかなり異なったアドバイスをしています。

どのアドバイスが良いかはさておき、訪問時には、その先生の考え方に賛同した上で会話を進めることが、関係性を築く上で大切な点です。

(3)学生とキャリアセンターとの距離感を考える
「オワハラ」といった言葉が流行していますが、キャリアセンターに対し「内定辞退、内定承諾」に関わる質問や相談が多くなっているのが16卒の特徴です。

自社で無理な口説き方をしてしまった場合や、学生にとって良かれと思って行った活動でも、それが誤ったかたちで先生へ伝わり、最悪、関係性が悪化することも考えられます。

学生数が少なく、特に学生とキャリアセンターとの距離が近い学校では、学生への対応については、慎重かつ今まで以上に誠実な対応が必要です。

中小企業では、ひとつの正念場を迎える8月。
皆様が良いかたちで9月を迎えられるよう、私も全力でサポートして参ります。

隅屋彰則が講師を務める勉強会
「広告を出しても応募がない・・」
「募集してくれたのは有難いけれど、求める人材じゃない・・」
「なんでうちにはいい人材が来ないのだろう・・」
「いったいどのような求人広告を出せばいいのだろう・・」

>>コンサルタントコラム 一覧へ

国内最大級の自動車業界向けコンサルファームの業績アップのノウハウ公開中!

20年以上のコンサル実績に裏付けされたコンサルティング現場における成功事例や業界最新情報を配信!

最短・最速で業界アップを目指す経営者様は必読のメールマガジンです。

COLUMNコンサルタントコラム