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整備工場経営研究会 9月度例会

コラムテーマ:実況中継

2024年9月26日(木) オンライン開催

 2024年9月度の整備工場経営研究会がオンラインにて開催されました。
本例会には25名の方々にご参加いただきました。
第一講座は「2,000件以上の口コミから見えた顧客満足度向上に必要なこと」と題しまして、株式会社船井総合研究所佐藤琴音より整備工場における顧客満足度向上のための取り組みについてお話いたしました。
佐藤からは大きく2点、①口コミの分析結果②顧客満足度を上げるために取り組んでいる事例についてお伝えいたしました。
2,000件の口コミ分析から、顧客満足度に直結する要素をお伝えしました。
整備工場に関わる顧客満足度は、サービスの価格や商品も重要ですが、最も重要な要素は接客です。
お客様へ分かりやすく、かつ納得度を持った説明が出来るかどうかを、個人任せにせずに会社として取り組みを講じて精度を上げていくことが求められます。
その後、具体的な取り組みとして各社が行っている事例をご紹介致しました。

第二講座は「車検台数がどんどん増える!車検入庫の15%を紹介で獲得するためのポイント」と題しまして、株式会社船井総合研究所下村魁人よりお送りしました。
近年、集客手法の主であったWEB集客も、多くの整備工場が参入し費用対効果が悪化しています。
そのような状況下で、弊社としても注目しているのが今いるお客様からの紹介にて新たなお客様を創出することです。
ただし、紹介もただ待っていては貰えません。
お客様が紹介しやすいようにお渡ししてもらえるようなチラシ・クーポンを作成することや、必ずお客様に一言紹介を依頼することなど、紹介が多数発生している企業様の事例をベースに、取り組みをご紹介しました。
紹介を獲得するための取り組みを徹底して行うことで、車検台数の10%程度を紹介にて作っている企業様もいらっしゃいます。

第三講座は「現場で作り上げる!~定着・育成の取り組み~」と題しまして、株式会社船井総合研究所浜中健太郎よりお送りしました。
ディーラーであっても採用が難しい時代に、整備工場が取り組むべきことは定着・育成です。
会社でその土壌を整えなければ、採用のためのテクニックや手法をいくら講じても上手くいきません。
そのため、今後も継続的な成長を目指す整備工場は整備士が働きやすい、成長を感じられる環境を作ることが求められます。
そのために、具体的にどのようなことができるのか、弊社会員企業様の取り組みをご紹介しました。
定着面では、コミュニケーションに焦点を当て、コミュニケーションを生み出す仕組や、どのようなコミュニケーションが必要か、をお伝えいたしました。
中でも近年増加している外国人整備士が働きやすくするコミュニケーション事例は多くの反響をいただきました。
育成面では、整備士としての整備技術や接客力をどのように向上させるのか各社の取り組みをご紹介しました。
見て覚えるにせずに、個人のスキルを見える化する事が重要です。

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
次回は10月16日(水)10月度例会@五反田オフィスとなります。
次回も多くのみなさまのご参加を心よりお待ちいたしております。

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