コンサルタントコラム

>コンサルタントコラム>〈モビリティビジネス経営研究会 ガソリンスタンド経営研究会 5 月度例会〉

〈モビリティビジネス経営研究会 ガソリンスタンド経営研究会 5 月度例会〉

コラムテーマ:実況中継

2024年5月14日(火)五反田オフィス

2024年5月14日(火)、五反田にて、2024年5月度「モビリティビジネス経営研究会 ガソリンスタンド経営研究会」が開催されました。対面での開催であり、9社の企業様にご参加いただきました。活発な「師と友作り」、情報交換が行われました。

 

第一講座は、「ガソリンスタンドの戦略講座」と題しまして、株式会社船井総合研究所 新村(モビリティ支援部 マネージャー)よりお送りしました。新村からは大きく2点、業界動向、ガソリンスタンドの戦略ついてお伝えいたしました。燃料販売の市場データとしては、2023年度の燃料油国内販売量は前年度対比で、2年連続で減少しています。現在、大手石油元売り会社から「ガソリン利用客へのクロスセル販売」ではなく、「モビリティビジネスを主体とした事業の強化」を加速させています。まずは、オンラインにおけるモビリティビジネスの専門店化を検討するべきであるとお伝えさせていただきました。

 

第二講座は「【ゲスト講座】洗車サブスク事業で粗利2.7倍実現の成功ノウハウ講座」と題しまして、株式会社船井総合研究所 新村(モビリティ支援部 マネージャー)、株式会社京南 田澤孝雄氏(代表取締役社長)よりお送りしました。株式会社京南様は、油外事業の中で洗車に注力し、「脱油外」を実施しました。ガソリン販売をベースとしたクロスセル販売ではなく、洗車独自のオンラインマーケティングや洗車でのストック型ビジネス化を実施しました。本講座の後半では、パネルディスカッション、質疑応答が行われました。パネルディスカッションでは、洗車サブスク事業のお話を中心にしていただきました。

 

第三講座は「カーリースによる強化による業績アップ講座」と題しまして、株式会社船井総合研究所 森(モビリティ支援部 コンサルタント)よりお送りしました。森からは大きく3点、新車リースの業界動向、SS企業の新車リース事例、新車リース事業拡大のための戦略と具体的施策についてお伝えしました。SS企業は、新車リースは2つの観点から強化すべきです。1つ目は、業界全体として、個人向けカーリース需要が拡大しているためです。2つ目が、SS事業者と新車リースの親和性の高さです。初期投資を抑えながら少ない人員で、高粗利を生み出せるビジネスモデルのため、SS事業者とは相性の良い事業と言えます。

当日終盤には「情報交換会」を開催いたしました。当日は1グループでの実施となり、ファシリテーターは新村が務めました。事前にご入力いただいた実績表をもとに、会社の基本情報、事業内容、良かった取り組み、課題などについて発表いただきました。自社の取り組みとそれぞれの会社様の取り組みを照らし合わせた上で、質疑応答にて疑問を解消していただきました。

ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。次回の「モビリティビジネス経営研究会 ガソリンスタンド経営研究会」は、6月12日(水) にWEBにて開催いたします。次回も多くのみなさまのご参加を心よりお待ちいたしております。

国内最大級の自動車業界向けコンサルファームの業績アップのノウハウ公開中!

20年以上のコンサル実績に裏付けされたコンサルティング現場における成功事例や業界最新情報を配信!

最短・最速で業界アップを目指す経営者様は必読のメールマガジンです。

このコラムを書いたコンサルタント

モビリティビジネス経営研究会 ()

COLUMNコンサルタントコラム