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自動車販売店のDXは売上アップを目的にする

コラムテーマ:自動車販売

今日、新聞やニュースや本などで「DX」という言葉に触れる機会が増えてきております。
しかし、多くの方が「DXって自動車業界では具体的に何をしたらいいの?」と疑問を
持たれているのではないでしょうか。実際にDXについてのご相談を多くいただいております。

「DX」はゴールがある訳ではなく、かつ、行うべきことが決まっている訳でもないため
悩まれてしまいます。そのため、本コラムでは少しでも「DX」が身近なものに感じていただき
「DX」が難しいものではないことをご理解いただけますと幸いです。

自動車販売店におけるDXの種類

自動車販売店の「DX」としては3つ種類があります。
①集客DX
②接客DX
③管理DX

集客DXとは、集客における領域をDX化して、更に集客数を伸ばすことが目的です。
接客DXとは、接客における領域をDX化して、再来店率、成約率を高めることが目的です。
管理DXとは、管理における領域をDX化して、管理業務の工数を削減することが目的です。

企業の経営課題に応じて①②③どちらを優先順位高く取り組むかは変わりますが
DXにも投資が関与してくるため、まずは”売上アップ”に繋がる動きから取ることを
推奨しており、今回は”売上アップ”に直結する①集客DXについてご紹介します。

自動車販売店が行うべき集客DX

「DX」と言っても定義が様々ありますが、ここでの「集客DX」は
「集客」を「デジタル」を用いて変えるという意味合いでお伝えいたします。

集客DXについて「前」→「後」で示すと下記の通りになります。
「チラシ集客を行う」→「自社ホームページ集客を行う」
「直接来場を促す」→「問合せを発生し見込み客作りを行う」
「ホームページのみ利用する」→「ホームページ内にシステムを導入する」

つまり、集客DXとは「データを可視化し、より精度高く来店に呼び込む」環境をデジタルを用いて
作ることを目指していきます。

具体的に集客DXで行うこと

具体的に自動車販売店が集客DXを進める手順としては下記の通りです。
①自社ホームページを作成する
②計測ツールを導入する
③デジタル広告を配信する
④マーケティングツールを導入する
⑤「①~④」での改善を行う

②の計測ツールとは、実際にアクセス状況がわかるグーグルアナリティクスや
検索データが分かるグーグルサーチコンソール、行動導線が分かるヒートマップなどが該当します。

③のデジタル広告とは、検索結果に表示するリスティング広告やバナーを表示する
ディスプレイ広告、YouTubeに広告を配信するYouTube広告などです。

④のマーケティングツールとはチャットボットやPOPアップ、ステップメールなどが該当します。

そして、①~④を活用しデータを分析し、そして改善を図っていくことで
「データを可視化し、より精度高く来店に呼び込む」環境を作ることができます。

集客DXによって変わること

集客DXを進めることによって変わるのは、「先の集客数が見込める」様になるということです。
上記の①~⑤によって、問合せ数が増えて、将来的なお客様のリストを作ることができます。
そこから来店予約を獲得することができれば、「今週〇組の来場が予定ある」という風に
今まで「今週はお客様来るかな?」と不明瞭だった部分が、ある程度集客数を見込むことができる様になります。

今までコントロールすることができなかった集客が、集客DXによってコントロールできる様になり
結果的に売上を上げることができます。

もっと詳しく集客DXについて知りたい、もっとDXについて知りたいという方は
お気軽に船井総研にご相談くださいませ。

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このコラムを書いたコンサルタント

モビリティビジネス経営研究会 ()

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