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採用活動でも外部環境を的確に把握しましょう!

こんにちは。船井総合研究所 オートビジネス支援部の石原 佑哉です。
この度、初めてコンサルタントコラムを担当させていただきます。

3月の新卒採用の広報活動が解禁され、
全国各地で合同説明会がスタートいたしましたね。
本日お伝えするテーマは、「外部環境を的確に把握する」です。

まだ解禁後1週間少々ですが、私が合同説明会の現場を見て感じたことは、
自社のブースに立ち寄ってもらうために、
「採用活動こそ、もっともっと外部環境を把握する必要がある」
つまり採用活動もマーケティング発想として捉えるということです。

皆様は学生が就職で気にしていることを把握できていますでしょうか?
私たちが中小企業であること、不人気業種であること、
すなわち選ばれる側であるということを踏まえて、
お付き合い先の企業様には以下の項目を気を付けていただくようにしております。

①勤務地
・大好きな地元を離れずに働けるか?
・家から通えるか?
・地域密着企業がお客様に選ばれる理由

②将来性
・業界の大きな流れ
・業界内における自社ビジネスモデルの特徴
・国や地域にとって欠かせない基幹産業であること

③働きやすさ
・給与、休日、福利厚生のバランスは伴っている職場か
・長く勤めるためにキャリアステップ(主に役職と年収イメージ)が明確化されているか
・営業方法、集客方法が新卒社員にとって高いハードルとなっていないか
・ライフスタイルが変わっても多様な働き方を受け入れられる会社であるか

④仕事のやりがい
・成長できる環境であるか
・成長を実感できる(成長過程をフィードバックする)ような機会があるのか
・社内だけに留まらず、より広い世界・視野を学ぶ機会があるか

⑤人間関係
・良好な関係を築く機会を会社として設けているか(食事会、レク、社員総会など)
・メンター制度等の新入社員、若手社員をフォローアップする仕組みがあるか
・既存社員みんなが会社好き・仲間好きである(会社や他の社員への不平不満を言うような社員はいない)

この時期は就職活動から間もなく、
自身の会社・仕事選びの基準が明確にできていない学生が多いと言えます。

上記の項目を踏まえて他社との違いをしっかり説明していくことで、
今後の打ち出し方や自社ロイヤリティの向上に是非お役立てください。

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