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「収益性の高い整備工場のポイント」

オート支援部のブログをお読みいただいている皆様、いつも本当にありがとうございます。

今回は収益性の高い整備工場のポイントをお伝えいたします。ここでいう収益性というのは粗利益率が高い会社様のことです。実際に多くの会社様の整備部門だけでの粗利益率を伺うと、50%から80%と会社ごとにかなりの差が出ています。

収益性の高い会社様のポイントは、

①毎月原価削減会議を実施し、仕入れの仕方を変更

②競合他社の価格調査をし、自社の商品・サービス価格の変更

③レバレートの見直し

以上の3つです。

 

①毎月原価削減会議を実施し、仕入れの仕方を変更

この会議の論点としては、部品1つ当たりの原価をどのように削減するかといった内容です。具体例でいうと、毎月多く受注できる部品を1回で大量仕入れする形にし、原価を下げるという内容です。そのためには、毎月どの部品がどのくらい受注できるのかを定量的に把握できる仕組みを作らなければなりません。多くの会社様では、この部分の担当者を設けて、毎月報告してもらいます。特に多く出る部品の仕入れ手法を改善することで粗利益率も高くなるのです。

 

②競合他社の価格調査をし、自社の商品・サービス価格の変更

3か月に1回の頻度で、競合他社の価格調査をすることが大事です。特に車検やエンジンオイル交換・洗車などのそのサービス単体で集客できる商品は地域最安値にすることが大事ですし、オイルエレメントやブレーキオイルなどのあるサービスと一緒に利用する関連商品が適正価格になっているかを把握するのも大事です。適正価格というのは、競合他社の料金と比較し、その平均価格になっているかということです。過度な値引きをしてしまうとそれだけで収益性を悪化させてしまいます。

 

③レバレートの見直し

車検や点検、一般整備のレバレートをもっと上げられないかどうかを検討することです。多くの会社では1年に1度レバレートの見直しを行い、500円上げるとするならばどんな付加価値をお客様に提供するかなどを話し合っています。ただ安くするだけがお客様思考ではないので、最高のサービスを提供し、それ相応の対価をどのようにいただくかを考える場も重要となります。

 

以上の3つが整備部門の収益性を高めるための重要ポイントとなります。この時期に一度自社の収益性を見直し、次来る繁忙期には高いパフォーマンスを発揮できるようにしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

このコラムを書いたコンサルタント

淵上 幸憲 (ふちがみ のりゆき)

大学卒業後、船井総合研究所入社。 モビリティ支援部において、中古車販売店併設型の 車検工場向け業績アップ支援や単価アップ支援を行い、 さらには、中古車販売店の業績アップ支援も行っている。 講演活動にも力を注いでおり、 全国各地で開催しているセミナーの講師も行っている。 特に整備業の業績アップを得意としており、 戦略策定から現場に施策を落とし込むところまでサポートをしている。