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「ロープレ動画」を活用した内定者育成

こんにちは。船井総合研究所 オートビジネス支援部の隅屋 彰則です。

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本日は「ロープレ動画を活用した内定者育成」についてお伝えいたします。内定者の早期戦力化に向けて、是非取り組んでいただきたいのが、ロープレ動画を活用した内定者研修・内定者育成です。

ロープレ動画を活用するメリットは、教える時間・労力を省ける、モデルとなる基準・内容をイメージしやすい、内定者自身が主体的に学ぶことができる点にあります。

具体的な取り組みの流れは以下の通りです。

①入社前or繁忙期までに取り組んでもらいたい項目を明確にする

まず、入社前にできるようになってもらいたい項目、もしくは繁忙期までにできるようになってもらいたい項目を明確にします。例)アプローチブックの説明、納車後の書類説明など

項目については、採用担当者から店長や工場長にヒアリングするようにしましょう。入社時ないし繁忙期までにどのレベルまでなってもらいたいか、どの項目ができれば現場が助かるかを基準に聞くことで適した項目の設定が可能です。

 

②取り組んでもらいたい内容のロープレ動画を撮影
取り組んでもらいたい内容が決まったら、実際にそのシーンを動画で撮影します。モデルとなるスタッフを決めること、スタッフの表情や使用するツールなどがよく見える確度で撮影をします。撮影した動画は非公開形式のユーチューブでアップしておくことで、URLの入力のみでいつでも確認が可能です。

コストをかけられる際は動画マニュアル作成ツールを使うことで、今後の研修マニュアルとしても活用が可能です。

 

③動画内容の紹介

ロープレ動画を紹介する際ですが、現場スタッフから動画の具体的な内容も合わせて紹介できると良いです。例えば、アプローチブックの紹介動画では、アプローチブックとはそもそも何か、なぜアプローチブックが必要か、アプローチブックがきちんと説明できることでお客様にどんなメリットがあるか、などです。説明のスキルや説得力の観点から、店長や育成責任者が説明した方が良いです。

 

④ロープレテストの実施

実際にロープレに取り組んでもらったら、その後の内定者研修時やアルバイト時にテストを行います。期間が空く際は、期限を決めロープレ動画を送ってもらうなど中間報告をもらうことで漏れが無くなります。

テストの際は、評価するスタッフを予め決めておく、合格基準を明確にすることで、スタッフごとの合否基準のバラつきを無くすことができます。

 

以上です。お金をかけずに簡単に取り組むことができ、かつ早期育成には効果的な取り組みです。是非、お試しください。

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