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会社を好きになる人財育成!

こんにちは、オートビジネス支援部の小平勝也です。

営業スタッフに質問です。

「1台でも多く売る人の特徴って何でしょう?」

答は、お客様と“仲良くなる”ことです。

ある会社では、この「お客様と仲良くなったら、車が売れる!」理論を実践に移すべく、

商談プロセスの中に、『3回笑わせる!』というのを入れています。

驚いたことには、これを定着化させるために、
ロールプレイングのプログラムに組み込んで、練習しているのです。

この会社は、営業スタッフの販売成約率がコンスタントに40%以上を保ち、
さらに来店客の30%が既存客からの紹介客になっています。

“仲良くなる”というのは、好きになることの第一歩です。

社内に置き換えて、人財育成を行うに際しても、ここからはじめる必要があります。

同期同士仲良くなる、先輩と仲良くするなどです。

会社としては、この仲良くなる機会を作るために、懇親会やレクリエーションは、
業務時間を削ってでも、積極的に行った方が良い様です。

私がチームを率いていたときは、チーム方針の中に、

「第3条 会社に遅刻しても飲み会には遅刻厳禁」

としていたものです。

会社行事や懇親会への参加は、諸事情から任意参加などのルールとなっている会社も
あるかと思いますが、社員の中のリーダー(ムードメーカー)がどんな空気を作るかが最も重要です。

経営者は、このリーダー(ムードメーカー)を意識的に巻き込んでいくようにしましょう。

会社の仲間、上司部下と仲良くなる、これだけで、まずは会社好きな社員にすることができます。

いわば400年の企業を作ったとも言える徳川家康も、「大将の戒め」という中で、
家来を持つ際のコツとして、惚れさせることしています。

次に大事なのは、ビジョンです。

誰でも、自分が所属する組織の将来性は気になるものです。

伸びている組織に、長く所属していたいと思うのが普通でしょうし、
明るい未来はワクワクします。

ということは、経営者は、ビジョンを語ることが最大の仕事になります。

口を開くごとに将来像を語るようにすると、社員が自分たちの口でも、
これを伝えていけるようになります。

我々がグレートカンパニーと称する会社の大きな特徴のひとつに、
「社員が自分たちの口で語る機会」を多頻度で持っていることが上げられます。

朝礼、終礼、週一の部門ミーティング、月一の社員勉強会・・・

会社を好きにさせる人財育成は、こんな小さなあたりまえのことが結局は、
最重要で、最大効果を発揮するものです。

次回は、施策としての会社を好きになる人財育成について、もう少しお伝えします。

上席コンサルタント 小平勝也

「年商10~100億円の元気な地域一番店は、今、何をやっているのでしょうか・・?」
小平勝也が主催する勉強会
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