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適材適所?適所適材?

企業規模が大きくなるにつれて、組織はどのように変化させなければならないか。
「分業化」は、とても重要な組織拡大手法になります。

ある会社では、新入社員の人員配置において、
昨年の新入社員から大きく変えて成果を出しています。

ちなみに、あくまでも欠員補充ではなく、
将来のための余剰人員確保という観点にたってのものです。

「Aさんは、社交的だからお出迎え係をやってもらおう」

「Bさんは、細かい仕事が得意そうだから、書類係をやってもらおう」

などという形から、
「AさんもBさんも、入社してはじめは、お出迎え係をマスターしてもらおう!」
としたのです。

得意なことや好きなことは、成長のためにはとても重要です。

その点だけをみると、誤った捉え方に見えるかもしれません。

しかし、得意なことや好きなことで伸ばすのは、一人前以上からです。

一人前未満は、まず一人前になってもらうことが最優先ですし、
まだ何が得意か見極め切れていないとも言えます。

さらに、同一業務を複数人で分担したことにより、
業務の質的向上が見られました。

ヌケモレがなくなり、手渡しツールが増え、展示場の維持管理ができるようになり、
結果、全体の成約率も約5%向上しました。

人員が増えるということは、社長の守備範囲が分散するということになりますし、
力のあるメンバーだけでなく、力の強くないメンバーも戦力化していかなければなりません。

当然、生産性を高めることも必要になります。

分業化による、専門性を高めることは、生産性を高めることになりますし、
部分一人前の育成という観点では、人財育成に非常に有効な方法です。

一人前未満の社員が増える瞬間、この時には、
適所に適材を当てはめていく仕組みづくりにチャレンジしてください。

上席コンサルタント 小平勝也

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