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業績好調企業の共通点

今年も繁忙期の3月が過ぎ4月になりました。

4月はなにか清清しい気分で、初心に帰ります。

早いもので私も経営コンサルタントとして8年になります。

さて、皆さんの実績はいかがだったでしょうか。

全国の販売実績を見ますと、新車販売での1~3月実績は
普通乗用が前年比85.1%、軽自動車(乗用)は前年比102.9%です。

(自販連データより)中古車販売は1~2月で前年比から微増といったところです。

つまり、前年と比べ特段に良くなっているというわけではありません。

そのような状況ですが、私が全国をまわっている中で
前年比150~200%と大きく伸ばされている企業も数多くあります。

この業績が良かったお店の共通点として、売れる(売りやすい)商品を仕入れた。

ヒットする販促(チラシ、DM、ネット)を行なったなど戦術的な部分も、もちろんあります。

しかし、もっと本質的な共通点としては、社長が将来構想を描いているという点があげられます。

弊社の創業者である船井幸雄は
リーダーの役割として
「トップ自らが興奮し、部下ひとりひとりがワクワクするような未来を提示しつづけること」という未来創造をあげています。

また、そのためにはトップには万人を納得させることができる哲学、人生観が必要だと。

普段、コンサルティングをさせていただく中でも、まさしく重要な点です。

しかし、「5年後の目標だと漠然としすぎてイメージがわかない」
「何を決めたらよいの」という経営者、リーダーの方もいらっしゃることでしょう。

では、その場合はそうしたら良いか
(1)事業規模をどうしたいか(年商○億円)
(2)事業の領域をどうしたいか(車検の強化、板金、保険、レンタカー…)
(3)企業の人数をどうしたいか
(4)社員の待遇をどうしたいか
(5)顧客への満足をどうしたいか

この5点について5年後の構想を考える時間を設け、決めることをお勧めします。

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このコラムを書いたコンサルタント

渡邊 功一 (わたなべ こういち)

船井総合研究所モビリティ支援部において、自動車メーカー・販売ディーラー・レンタカー事業の経営コンサルティングを行っている。専業店の即時業績アップから、自動車関連企業向けの商品開発など幅広くサポートを行っている。

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