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小さな日本一をつくる!それだけでも自信と誇りを持てる

こんにちは。船井総合研究所 オートビジネス支援部の小平勝也です。
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先日ある会員企業にお邪魔したとき、壁の張り紙に驚きました。
「あいさつ日本一の会社」

確かにその会社は、どんなに離れていても、お客様に気付いたら、大きな声で、100%停止礼をしています。
※停止礼とは、歩いていても走っていても、いったん立ち止まって、気をつけの姿勢からお辞
儀をし、きちんともう一度気をつけの姿勢に戻ってから、次の行動に移るというものです。

とても気持ちがいいと思っていたのですが、目指していたのですね、「あいさつ日本一の会社」を。

またある会社では、「お出迎え日本一」を掲げています。
この会社のお出迎えは、
(1)常に二人体制
(2)一人は、バックオーライからの駐車誘導をする
(3)その間、もう一人がお客様のナンバープレートから、お名前と予約の確認を行い、トラ
ンシーバーで伝達
(4)駐車誘導の担当は、お客様が車から降りた瞬間に、「○○でご予約の●●様(お名前)で
すね」とごあいさつ
(4)-2 初めてのお客様には、「お客様、今回はお車をお探しですか、車検のご予約ですか」
とごあいさつ
(5)店内への誘導を2名で行う
という流れです。

お客様が立て続けにいらっしゃる場合は、お出迎え担当が連絡をして、店内で手の空いているメンバーが必ずフォローに入ります。
すごい手厚さです。

こんなお話をすると、「うちは人数が少ないから・・・」とできない理由を述べられる方も多いものです。
確かに、人数の少ない会社では、ここまでの対応は難しいこともあるでしょう。

しかし、「日本一」を目指すこの会社のすばらしいのは、人数の問題ではありません。“最優先”なのですから。

つまり、車検やオイル交換でお客様の受付対応をしていようと、今まさに200万円の車が決まるという状態だろうと、お出迎えのメンバーからヘルプが入れば、目の前のお客様より、お出迎えを優先するのです。
「それでクレームにならないの?」こんな声も聞こえてきそうです。スタートはどうだったかわかりかねますが、今は、お客様にきちんとお断りをして席をはずし、お客様もお出迎えに行くということをご理解いただいているようで、ほとんどトラブルにはならないようです。

私も、仕組みとしてのすばらしさは良くわかったのですが、そもそも、「お出迎え係」になりたい人がいないのではないか、と思っていました。
ただ、このお出迎えを担当しているメンバーに話を聞く機会があったときに、そうか、と膝を打つことになったのです。

「私は、お出迎え係という仕事に誇りを持っています。私がお出迎え日本一を担っている
んです。」

小さな仕事、社員が避けて通りたい初歩的な仕事でも、日本一を目指すと掲げた瞬間、それは皆がやりたくなる崇高な仕事に変わります。
小さな日本一、皆さんも目指しませんか。

最高の、社員さんのモチベーションアップにつながること、間違いありません。

上席コンサルタント 小平勝也

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