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軽月々払い専門店会 7月度例会

コラムテーマ:実況中継

2024年7月19日(金) オンライン開催

 2024年7月度の軽月々払い専門店会がオンラインにて開催されました。本例会には60名近くの方々にご参加いただきました。
はじめに、第一講座は「最新成功事例10連発」と題しまして、株式会社船井総合研究所日吉睦好よりお送りしました。
講座内容に関しまして、日吉からは大きく3点、①新規顧客集客②既存顧客集客③収益アップについてお伝えいたしました。
新規顧客集客では、リース満了車両を中古車在庫として掲載し、成約に繋がったチラシ成功事例と、来場型イベントを開催し新規の商談組数、成約台数が増加した成功事例をご紹介いたしました。
次に既存顧客集客につきまして、LINEを用いたDM販促から車検入庫と代替獲得に繋がった成功事例をご紹介しました。
最後に収益性アップにつきまして、ディスプレイオーディオやKeePerの導入による台当たり粗利増加を紹介いたしました。成約特典であるカーナビの原価高騰を背景に、お客様の希望に合わせてワンセグナビとディスプレイオーディオへ誘導し、グレードアップさせることに成功しました。
KeePer導入について、5月よりKeePerに加盟し6月よりコーティングの提案を強化し成果が出ていることから、即効性の高い事例紹介となりました。

第二講座は「即時実行のWeb集客施策と2025年繁忙期への準備」と題しまして、株式会社船井総合研究所竹之内脩生よりお送りしました。
竹之内からは大きく2点、①リースWeb集客全体像、②新車リースで勝ち続けるためのWeb集客施策について、事例をもとに紹介しました。
リースWeb集客の全体像として、新車リースにおけるデジタル集客KPIの確認を行い、1月から6月の実績においてCPOは10万円前後を推移するなど、やや高騰している傾向にあり、販促費についても45万円前後が平均値となっております。6月例会にて問合せ経由来店数を高めるために、問合せ数と来店誘導率を最大化することが重要だとお話しさせていただきましたが、今回はその中でも店舗で着手しやすい来店誘導率の改善に意識を向ける必要性をお伝えしました。

勝ち続けるためのWeb集客施策としては、クリック単価の低下、CV率アップ、流入数アップの3点を説明いたしました。検索広告のクリック単価の高騰が見られますが、画像広告のクリック単価は維持・低下傾向にあるため、画像型広告やSNS広告への移行が進んでいます。特にSNSについては利用率が高く年代ごとの傾向も読み取れるため、ペルソナ像に合わせたSNS媒体の使い分けをすると効果的であるとお伝えしました。またLPコンテンツにつきましても、最新写真への差し替えなど即実践可能な対策方法もあわせてご紹介しました。

第三講座は「リースアップ対策講座」と題しまして、株式会社船井総合研究所遠藤圭太よりお送りしました。
遠藤からは大きく2点、①新車リース業界の近況、②新車リース販売店の乗換率アップ施策についてお伝えいたしました。
新車リース業界の近況としてリース満了後の乗換率が伸び悩んでいる傾向にあります。一方で「再リース」と「買取」が多い店舗に関しては、乗換に向けたアプローチ頻度が低いこと、アプローチタイミングが遅れていることに起因しているとお伝えしました。
乗換率の向上に向けて、リース顧客を経過月数別に管理を行い、それをもとに1回目車検時から入庫ごとにヒアリングとデータの蓄積をしていく必要があります。
入庫リストの明確化、契約期間の明確化、前回アプローチ時のヒアリング内容理解、提案内容の事前決定など、事前に入念な準備を行っておくことで、適切なアプローチが可能になります。

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
次回は、全国経営戦略セミナーとなります。
〇8月19日(月)モビリティ分科会@ベルサール日本橋
〇8月20日(火)経営戦略セミナー@グランドプリンスホテル新高輪国際館パミール

次回も多くのみなさまのご参加を心よりお待ちいたしております。

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このコラムを書いたコンサルタント

モビリティビジネス経営研究会 ()

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