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2022年に軽中古車販売店が注力するべきテーマ

コラムテーマ:自動車販売

皆様明けましておめでとうございます。
本年も本メルマガを通じて、皆様に向けて
業績アップに繋がる有益な情報を提供させていただければと思いますので、
引き続き何卒よろしくお願いいたします。

本日は「2022年に注力すべきテーマ」として
外部環境に負けない強い中古車販売店となっていくために
取り組んでいきたい事柄について取り上げさせていただきます。

 

AA出品量が減少していくことを前提に商品戦略を組み立てる

AA出品台数は昨年対比2桁%の減少トレンドにあり、
日々の仕入の中で例年以上の価格高騰を感じられていることかと思います。
またディーラーの中古車事業強化に伴い、
出品台数の減少傾向は今後も更に継続&加速していく見込みとなります。

そのような外部環境の中で
①車両粗利は更に獲得しづらくなっていく
②今と同じ仕入体制では在庫台数が尻すぼみとなっていく
ことを前提に対策を打っていく必要がございます。

そのため、2022年はぜひ
・仕入専任スタッフの設置(社長仕入からの脱却)
・PDI機能の強化による仕入幅拡大
・高価格帯の中古車リース付加による仕入幅拡大
・新車リース事業強化
などの施策による仕入力アップに向けたチャレンジが求められます。
特にPDI機能の強化という点においては、
商品化工場を大規模化し完全に内製化された会社様では
仕入れた車両の8~9割を鈑金し、評価点3点からの仕入が可能となったことで
コロナ禍でも在庫台数が目減りすることなく
安定的に業績を伸ばされている傾向が見られています。
 

自社HPを中心とした販促媒体付加を加速

2022年も引き続き、デジタル集客を最大化させるための
チャレンジ(費用/人材の投資)は加速させていきたいところです。
2022年初売りの実績速報も確認しておりますが、
毎年チラシ経由での来場数は減少する一方です。
自社HPを中心とした販促体制に移行できていない会社様におかれましては
早急な車販特化型HPの制作、
既に自社HP集客を確立させている会社様におかれましては
デジタル販促の活動量&クオリティアップに向けた取り組みを
最大限実施していただきたく思います。
特に自社HPの強みは、ポータルサイトでは獲得しきれない
潜在ユーザーにも働きかけられる点にございますので
「非今すぐ客」にもアプローチできるコンテンツを自社HPから
打ち出していく動きにも積極的に取り組んでいきましょう。

2022年は新型感染症の拡大にも落ち着きが見られ、
本格的にニューノーマル時代へと踏み出していく第一歩目の年となります。
コロナ禍を受けて、自社はどのように戦略を変化させていくべきなのか
繁忙期のうちに方向性を定めた上で
ぜひ積極的な変化の一年にしていただきたく思います。

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このコラムを書いたコンサルタント

文野 陽太 (ぶんの ようた)

大学卒業後、船井総合研究所入社。 住宅部門のWEBコンサルティング部門を経て、モビリティ支援部に配属。 モビリティ支援部では主に中古車販売事業者向けのコンサルティングに従事しており、 各社の適性に応じた在庫戦略や、WEBマーケティングを主体とする集客戦略提案を得意とする。モビリティビジネス経営研究会 軽39.8万円専門店会の講師を担当。

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