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初売り前に取り組みたい現場施策

コラムテーマ:業績アップ

みなさまいつもお世話になっております。
船井総合研究所 モビリティ支援部です。

今回は、「初売り前に取り組みたい現場施策」というテーマでお送りさせていただきます。

2021年も残り1ヶ月を切る中で、初売りの集客を最大化させるためには取り組みの取捨選択が重要となります。

2月以降に成果の出る取り組みは一時的には優先順位を下げ、12月~1月までに成果の出やすい取り組みにリソースを割く意識を持っていただければと思います。

それでは、以下に初売りまでに取り組むメリットのある施策を3つに絞ってお伝えさせていただきます。

 

初売り前に取り組みたい現場施策3選

取り組み①:10~12月の未決着案件への後追い。

まず1点目として取り上げさせていただくのが、未決着案件への後追いです。

参考事例として、2020年12月に10~12月の未決着案件100件に後追い(電話架け)を実施していただいたところ、初売り時にこの100件のうち17件が再来店・成約に繋がったというケースがありました。

通常月であれば後追い期間は1ヶ月程度で終了する会社様が多いかと思いますが、初売りのタイミングはお客様にとってもメリットが大きく来店誘導がしやすい時期になりますので、約3ヶ月前に来店したお客様に対しても改めてアプローチをしていくことが重要です。

未決着案件のリスト出しについては、来店して成約にならなかったお客様はもちろん、Webで問い合わせがあって来店に繋がらなかったお客様も含めることも有効です。

取り組み②:Googleマイビジネスへの投稿強化。

2つ目の取り組みは「Googleマイビジネスへの投稿強化」です。

2021年10~11月頃に、Googleマイビジネス上でいくつか機能のアップデートがされました。
※それに伴って名称もGoogleビジネスプロフィールに変更されています。
今回は皆様に馴染みのあるGoogleマイビジネスの名称を便宜的に継続使用させていただきます。

そのアップデートの中で興味深い内容として、「Googleマイビジネスの投稿に含めた文言がGoogleマップ上の検索でヒットするようになった」というものが挙げられます。
以前は投稿を実施いただくと、アカウントの情報量が増えて徐々にGoogleからの評価が上がる程度の効果しかなかったのですが、
今回のアップデートにより、例えばタントの紹介投稿をしていただくと、「(地域名) タント」という語句の検索に対して自社のアカウントが検索結果に表示されるようになりました。

つまり様々な車種名や検索されやすい語句で上位表示対策をしておけば、初売り前に車を探すユーザーに対して自社のGoogleマイビジネスを見てもらえる可能性を高められるという取り組みになっています。

取り組み③:ホームページ・広告素材を初売り仕様に変更。

3つ目にご紹介する取り組みが、「ホームページ・広告素材を初売り仕様に変更」です。

11月の曽根のコラムでもお伝えしておりますが、初売りに向けてあらゆる箇所を目一杯初売り仕様にすることが重要です。
その中でも、
・ホームページのトップバナー
・広告用のバナー
・Googleマイビジネス、その他SNSの投稿
などは現場の取り組みによって画像の変更や投稿数の増加が可能な箇所になります。
大前提は多くの告知量を担保できる有料広告にしっかりと投資をしていただくことが重要ですが、さらに反響の底上げを実現するためにも、使用できる媒体は全て使用して初売りの告知を実施いただければと思います。
その中でも、様々な媒体でしっかりと同一の初売り告知画像を使用していただくことで、告知活動の効率を高めていくことも意識していただければと思います。

是非、参考にしていただけますと幸いでございます。

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このコラムを書いたコンサルタント

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