コンサルタントコラム

>コンサルタントコラム>コロナ禍でも新車リース専門店で前年対比158%の実績を達成!単月粗利1,000万円を超える実績を叩き出した秘訣とは? 第2回

コロナ禍でも新車リース専門店で前年対比158%の実績を達成!単月粗利1,000万円を超える実績を叩き出した秘訣とは? 第2回

コラムテーマ:業績アップ

みなさまいつもお世話になっております。
船井総合研究所 モビリティ支援部の加藤智です。
前回に引き続き、新車リース販売を主要事業として展開される企業の中でも
特に繁忙期好調だった株式会社トピック様(岐阜県高山市)の
取り組みをご紹介いたします。

今回も最後までぜひご覧ください。

 


「コロナ禍でも新車リース専門店で前年対比158%の実績を達成!
単月粗利1,000万円を超える実績を叩き出した秘訣とは?」
第2回(全3回)

今回取り上げさせていただく、
岐阜県高山市で新車リース専門店を運営されている
株式会社トピック(以下:トピック)様ですが、
2021年1月は単店で30台の新車リース販売を達成、
19台であった2020年同月と比較すると58%増の実績を達成されました。
上記部門における単月粗利も1,000万円超えを記録、
翌2月も前年同月対比137%となる26台の新車リース販売を叩き出すなど、
緊急事態宣言発令という非常に厳しい状況下でも好調な様相を見せられました。

トピック様好調の要因は下記3つのポイントにまとめられます。

ポイント①:新車リース専門店における集客チャネルの見直し (前回)
ポイント②:商圏内一等立地へ新車リース専門店を移転
ポイント③:営業成績を向上させる現場のPDCAマネジメント (次回詳報)

第2回となる今回は、
ポイント②:商圏内一等立地へ新車リース専門店を移転
こちらを取り上げます。

トピック様は新車リース専門店を2020年12月に移転されております。
31年間販売事業を担っていた旧店舗は
県道の枝道沿い位置するいわゆる“三等立地”。
2020年夏、一等立地で商売することの重要性を事由に、
店舗移転を決断されました。

2020年冬の移転以降、片側2車線の国道沿いに
約350坪の新車リース専門店を構えます。
移転に際する初期投資額は3,500万円超。
靴販売店、写真館の居抜き物件ではありますが、
大型の建物看板や店舗内の嵩上げ等、
「よりお客様に快適な空間を」 という目的のもと、
多くの資源を投入されました。

また、岐阜県高山市という豪雪地帯において、
店舗内で人気の軽自動車が約7台ご覧になれるという点は、
お客様とっての大きなメリット、対競合においても差別点となります。

さて、ここでなぜ“一等立地”での商売が重要なのかという点に関して解説いたします。
そこには「差別化の八要素」 という概念が存在します。

差別化の八要素の中で最上位に位置するのが 「立地」 です。
そのため、一等立地での店舗運営が何よりも重要となるのです。
トピック様においても当然のことながら、
移転をされた2020年12月以降の販売台数は増加傾向にありますし、
特に新規集客数の大幅アップが特徴として見られます。

仮に一等立地への出店が実現できない場合は、
商品力や販促力等、別の要素で他店との差別化を補わなければならないため
思うような集客が期待できないでしょう。
一等立地は(賃貸契約の場合は)土地経費が膨らむ一方で
通りがかり客増加等の集客効果が見込めるため、
その他の広告宣伝費等は適正化、減少できる傾向にあります。
そのため、店作りにおける初期投資額を倹約せず、
月々の費用対効果を適正化させる(=ランニングコストを軽減する)
という考え方も同時に検討したいところです。

(次回、第3回は 「営業成績を向上させる現場のPDCAマネジメント」 を詳報いたします)

―――――――

今回取り上げさせていただきましたトピック様が
ゲスト講師としてご登壇されますセミナーが
5月27日(木)を皮切りにスタートいたします。
いよいよ初回日程が迫ってまいりました。

 

∴‥∵‥∴‥∵‥
セミナーのご案内
∴‥∵‥∴‥∵‥

セミナー詳細はコチラよりご確認いただけます。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/070958

[新車×販売攻略セミナー]

◇ゲスト◇
株式会社トピック(岐阜県高山市) 代表取締役社長 下畑 旬平 氏
株式会社トーサイ(埼玉県三郷市) 常務取締役   馬場 由浩 氏

◇日時◇
①2021年5月27日(木) 13:00~16:30(開場12:30)
②2021年5月31日(月) 13:00~16:30(開場12:30)
③2021年6月 2日(水) 13:00~16:30(開場12:30)
④2021年6月 3日(木) 13:00~16:30(開場12:30)
※いずれの日程も同じ内容となります
※ご都合のよろしい1日程にてお申し込みくださいますようお願い致します

◇当日の講座(予定)◇
第1講座「新車販売の時流」
モビリティ支援部 MaaSグループ マネージャー 淵上 幸憲
第2講座「新車リース業態のモデル企業の成功事例大公開」
株式会社トピック 代表取締役社長 下畑 旬平 氏
モビリティ支援部 MaaSグループ リーダー 加藤  智
第3講座「新車低金利業態のモデル企業の成功事例大公開」
株式会社トーサイ 常務取締役 馬場 由浩 氏
モビリティ支援部 リテールグループ コンサルタント 大森 昭宏
第4講座「新車を300台売る専門店の事例大公開」
モビリティ支援部 リテールグループ コンサルタント 大森 昭宏
第5講座「まとめ講座~今、経営者に決断いただきたいこと~」
モビリティ支援部 マネージング ディレクター 服部  憲

こちらのセミナーへのお申し込みは下記よりお願いいたします。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/070958

みなさまのご参加をお待ちしております。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

モビリティ支援部 加藤 智

国内最大級の自動車業界向けコンサルファームの業績アップのノウハウ公開中!

20年以上のコンサル実績に裏付けされたコンサルティング現場における成功事例や業界最新情報を配信!

最短・最速で業界アップを目指す経営者様は必読のメールマガジンです。

このコラムを書いたコンサルタント

加藤 智 (かとう さとし)

大学卒業後、船井総合研究所に入社。歯科医院・治療院・調剤薬局のコンサルティング部門を経て、モビリティ支援部に配属。 モビリティ支援部では、マイカーリースに特化したスタートアップオープン支援および販売台数アップ支援を担当している。特に販促物の作成や店舗作り、細やかな数値分析には多くの経営者より定評がある。

COLUMNコンサルタントコラム