コンサルタントコラム

>コンサルタントコラム>中古車業界再編に備える! 2022年版中古車時流予測

中古車業界再編に備える! 2022年版中古車時流予測

コラムテーマ:時流予測

平素よりお世話になっております。
船井総合研究所の文野でございます。
本日のメルマガでは「中古車販売店向け」に、2022年の初売傾向と2022年から更に加速する業界再編に備えるために準備しておくべき内容についてお伝えさせていただきます。
本メルマガの内容は、2月に開催いたします「中古車倍増セミナー」にて
更に詳しく取り上げていく予定ですので
メルマガ最後のご案内もぜひご確認ください。

 

2022年の販売戦略を組み立てるための重要ポイントとは

①AA流通量の減少トレンドを踏まえた商品戦略策定
AA出品台数は前年対比2桁%の減少傾向にあり、
ディーラーの中古車事業強化の潮流も併せて今後AA流通量が減少していく流れは変わらないことが予測されます。
AA市場の縮小に伴い、車両粗利が獲得しづらくなり
現状と同基準での仕入体制では在庫台数が低減していくことを前提に
対策を打っていくことが販売店に求められることになるでしょう。
そのため仕入専任化、仕入基準の拡大(AA評点3点~)、
取り扱い車種の付加、新車リース事業の強化、
買い方付加(高価格帯の中古車リース販売)によるリスクヘッジを推進していく必要がございます。モデル企業では中古車リース付加による総販売台数アップ、
自社生産工場の拡大による仕入枠の拡大に精力的に取り組まれています。

②自社HPを主軸とした集客戦略策定
中古車販売店においても今や集客の中心はデジタル媒体です。
特に自社HPを活用することで、今までチラシやポータルサイトでは取り組み切れなかった
自社主体の情報発信に取り組まれている会社様から
集客の底上げに繋がっている印象でございます。
自社HP集客アップに向けた人材/広告費の積極的な投資と活動量の確保が
今後の中古車販売店の業績を左右することは間違いないでしょう。

③バックヤード業務のデジタル化推進
また、2022年は「デジタル化元年」として
バックヤード業務の省力化にも挑戦していきましょう。
具体的には二重記帳などの業務上のムダ、
クラウド会計導入による経理効率化や月次決算の早期化などにより
より経営を「リアルタイム化」することで
迅速な経営判断を実現できる体制を作り上げていきましょう。
船井総研としてもこの領域の専門部隊がサポートする体制が
整っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
 
最後になりますが、今年は”情報戦”も1つのキーワードになるかと思います。
毎年、時代の変化が早くなり、1か月前に好調だった事例も活用できなくなるなど、とにかく変化の早い1年になります。
変化が早い1年の中で、しっかりと情報をキャッチアップし、自社に落とし込めるかが企業成長にとって最も重要になります。是非、弊社のセミナーをご活用して頂き、企業発展へのきっかけとなれれば幸いです。

セミナーのご案内

▼2022年版 中古車倍増セミナー
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/080415

<2022年版 中古車倍増セミナー>
【開催日程について】
①2月10日(月)
②2月15日(火)
③2月18日(金)
④2月21日(月)

【本セミナーで学べるポイント】
★2022年における中古車業界の時流
★2022年も更なる成長を実現できる成長戦略
★中古車業界における厳選成功事例の紹介

国内最大級の自動車業界向けコンサルファームの業績アップのノウハウ公開中!

20年以上のコンサル実績に裏付けされたコンサルティング現場における成功事例や業界最新情報を配信!

最短・最速で業界アップを目指す経営者様は必読のメールマガジンです。

このコラムを書いたコンサルタント

文野 陽太 (ぶんの ようた)

大学卒業後、船井総合研究所入社。 住宅部門のWEBコンサルティング部門を経て、モビリティ支援部に配属。 モビリティ支援部では主に中古車販売事業者向けのコンサルティングに従事しており、 各社の適性に応じた在庫戦略や、WEBマーケティングを主体とする集客戦略提案を得意とする。モビリティビジネス経営研究会 軽39.8万円専門店会の講師を担当。

COLUMNコンサルタントコラム