Q.自動車の整備部門を単体で収益化するための単価アップ術は?

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執筆者船井総研モビリティ支援部
コラムテーマ経営課題FAQ
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A.値上げの決断をすることが重要です。

単価アップを考える際に、最初に感がることは値上げです。

予防の観点での整備提案を増やすことも上げられますが、整備士さんはお客様へ提案することに苦手意識がある方も多いですし、提案の仕方によっては無理やり勧められたと感じお店から離れてしまうお客様もいるでしょう。

■具体的にどのように値上げをすべきか?

一般の自動車ユーザーが顧客の整備工場は、レバレートの改定、部品代高騰に合わせた値上げを行えばよいので比較的簡単です。

特に都市部でもディーラー系企業では1万円を超えるレバレートの設定が一般的になっています。

一方でtoB業種を対象とした整備工場では、取引先との交渉を行うことからスタートです。

2026年現在、取適法の施行や、業界として適正な単価への見直しが叫ばれているため値上げ交渉はしやすい環境です。

また、車両の状態によっては同じ作業をするにしても工数がかかる場合(ねじの固着など)も同様にそれだけの工賃を再計算して、適正な料金をいただけるように都度交渉することも重要です。

■今、値上げをする本当の理由

世の中がインフレだから、でしょうか?

もちろん、インフレの影響で本格的に値上げを検討する企業様も数多くいらっしゃいます。

しかし、実は今値上げをする理由はそれ以外にも数多くあります。

その主たる理由は、需要が供給を上回り始めているからであると考えています。

後継者不足による廃業、整備人材難による事業規模の縮小、働き方改革による受け入れ台数の減少、自動車価格高騰による乗り換えサイクルの長期化などの理由により、自動車整備業界は仕事(=集客)に困っている企業は非常に少ないと考えています。

もしも、値上げをして顧客が離れたら・・値上げのする際に経営者の方がまず先に考えることではないでしょうか?

値上げによる顧客の離反は一部発生するでしょうが、新たに仕事を受注することは難しくない環境です。

より専門性の高い車両整備は、よりそれが顕著で値上げをしても次に受け入れてくれる工場がなく、受け入れる自動車ユーザーが多いのが現状です。

■値上げは結局どのくらいにすればいいの?

結論、各社のどのような未来を描いているのか?

に合わせて決める必要があると考えます。

まずは、貴社の事業計画を作ることから始めましょう。

そもそも、事業計画をしっかりと根拠や市場を見て作っているのが少ないのが現状ではないでしょうか?

この事業計画は少なくとも5年先まで作っていくことが必要です。

皆さんの会社は5年後どうしていたいですか?どうなっていたいですか?

それらを事業計画に落とし込むことが必要です。

これを作りこまないと、目先の仕事に忙殺され結果前年比+●%といった、これまでの前提条件を踏襲した計画になってしまいます。

今の時代は、これまでの時代と大きく前提条件が変わる時代です。

だからこそ、過去にとらわれず自由な発想で計画を立てましょう。

これを考えると、今値上げをする重要性が見えてきます。

また、いくら値上げすればいいのかも自然と出てきます。

是非、一度時間を作って事業計画を作成してみませんか?

執筆者 : 船井総研モビリティ支援部

船井総研のモビリティ支援部は、自動車業界・モビリティ業界に特化した経営コンサルティングを行っております。コンサルティング事業で培ってきた成功モデルを武器に、ほぼすべての業種・テーマをカバーしております。経営に関するお悩みを幅広く解決いたしますので、是非お気軽にご相談ください。