さて、皆様の整備工場では、日々変化する自動車業界の変化の波にどのように対応されていますでしょうか? 整備工場については、OBD検査のスタート、それに伴う設備機器への投資、今後出て来るであろう変化としては、自動運転、電動化、シェアリングといったことが挙げられるでしょう。
新しい技術やサービスの登場は、整備工場経営者にとって、新たな挑戦であると同時に、大きなチャンスでもあります。
今回は、変革期を乗り越え、持続的な成長を遂げるためのヒントを、3つのテーマに分けてご紹介します。
1. 生産性向上のための具体的な取り組み事例
生産性は、整備工場の非常に大きなテーマです。
人不足、またなり手が減少している整備士市場では、非常に重要なことです。
"生産性"という言葉は様々な意味を持って語られますので、まずは定義をさせて頂ければと思います。
生産性 = 粗利/従業員数 と定義し
この生産性の観点では、弊社会員企業様には生産性(整備士一人当たり粗利)が、100万円を超える企業が多数存在しています。
●業務の可視化
業務フローを改めて書き出し、現場で実際にその通りに流れているのか、
どこがボトルネックになっているのかなど、課題を見つけ改善活動を行うことで作業の効率化につながります。
これにより、
・部品待ちでアイドルタイムが発生している
・突発的な作業に対応することで、予約のお客様の作業が遅延している
など、貴社の生産性を下げる要因を特定することができます。
毎日、やっていると気が付かないこともこれらの取り組みを実行することで
客観的に課題を発見することができます。
●ツールの導入
最新のツールやシステムを導入し、業務効率を大幅に改善します。
まずは、ネット予約の仕組みを導入することをオススメしています。
ネット予約を導入することで、電話に手を取られる時間が削減され、
高い成果を上げている工場では、予約の50%以上がネットからの
予約に変わったというところもあります。
●単価アップ
まずは、レバレートを上げることを検討しましょう。生産性の向上を目指す企業様において、まず初めにお伺いするのが現状のレバレートです。
最近、皆様の工場はレバレートをいつ変更しましたか?
業界レポートによるとディーラーでは、9000円以上の企業が70%以上、
8,000円以上まで含めると90%を超えています。
皆様の工場でもレバレートの金額の見直しをまずは行いましょう。
2. 人材育成・採用の環境整備事例
整備業界は、慢性的な人材不足に悩まされています。しかし、「人が集まらない」と嘆いているだけでは何も変わりません。今こそ、人材育成・採用のあり方を根本から見直す時です。
●働き方改革
まず、大前提として働き方の志向は、多様になってきていることを理解しましょう。我々が実際に働く整備士さんに聞いた内容では、
・土日は"推し活"があるから、休みたい
・正直、休みをもらってもやることが無いから働いてた方がいい
・とにかく残業をしたくない、定時で帰りたい
など、様々な話をお伺いします。
これらに適切に対応していく必要があります。
弊社の会員企業の事例で、基本給を90%にする代わりに、
月半分以上の土日が休める雇用形態を準備する企業があります。
●キャリアパス
従業員の成長をサポートするための明確なキャリアパスを示します。
ある程度大きな整備工場の話かもしれませんが、これは非常に重要な意味を持ちます。
自身のスキルアップや、成長を望む優秀なポテンシャルを持つ社員程、
成長しない会社や、変わり映えの無い日常に不満を感じます。
新しい役職や、キャリアの幅を広げるために新たな役職を作る、出店をすることなどは、経営者として必ず考えていくべき事項です。
●採用手法の見直し
整備士採用を検討する企業にとって、従来の採用手法=ハローワークだけに求人を出すのでは、採用をするのはもう難しいでしょう。
SNSや専門サイトを活用してデジタル活用は必須です。
いつまでも「分からない」「社員に任せている」と言っている場合ではありません。
採用は経営者の仕事です。自分でやらなくてもいいので、どのような投稿が良いのか、どんな方針でSNSを運用するのか、運用した結果どのような状況なのか、など最低限押さえるべきことを理解し運用を始めましょう。
3. 集客の最新トレンド
「良いサービスを提供していれば、お客様は自然と集まる」このような時代は、残念ながら終わりました。今の時代は、自ら積極的に情報を発信し、お客様に「選ばれる」努力が必要です。
●Webマーケティング
SEO対策、リスティング広告、SNS運用などを活用し、自社の情報を広く発信します。
これらは、専門性の高い領域ですので、積極的にBPOしていくことも検討しましょう。自社で運用する場合は、AIを活用することで効率的かつ成果の上がる運用が可能です。
「AIなんてよく分からん」という企業様は、まずは検索エンジンの代わりに、
チャットGPTやGeminiを活用することをオススメします。
●顧客マネジメント
満了日をもとにお客様に、ハガキを送って電話をする・・これは整備工場の非常に一般的な姿でしょう。いつから変わっていないのでしょうか。
お客様はネット検索を使うのが当たり前で、欲しい情報は自分で取得します。
今後は、よりお客様に合わせて必要な情報を必要なときに届けることが重要です。
そのためには、お客様との店頭での雑談がカギになります。
お客様と話した情報をしっかりと記録し、管理をすることで、
満期日ベースででのご案内の状況を抜け出しましょう。
整備工場の最新事例を学ぶなら・・
これらの情報を「もっと詳しく知りたい」「自社の経営に取り入れたい」と感じた方は、ぜひ整備工場経営研究会 2025年2月度説明会にご参加ください。
本説明会では、今回ご紹介した3つのテーマ以外にも整備工場経営に必要な情報や具体的な事例を解説いたします。さらに、今回は売上300億円超え、たくさんの整備士が働く株式会社リバティの取締役サービス本部長 山下徹氏をゲスト講師にお迎えし、同社の成長戦略を徹底解剖します。
-説明会概要-
●開催日時: 2025年2月10日(月) 10:00~17:00(受付時間 9:30~)
●開催場所: 船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエアTOKYO(東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35F)
●参加料金: 無料(初回の方限定)
●参加対象: 整備工場の経営者・事業責任者
本説明会が、皆様の整備工場の持続的な成長の一助となることを心より願っております。
整備工場経営研究会 2025年2月度説明会

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整備工場の生産性向上セミナー2025






