衰退ではなく実は今がチャンス! 鈑金(車体整備)事業の成長を加速させるためのポイント

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更新日
執筆者船井総研モビリティ支援部
コラムテーマ自動車関連事業
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いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
モビリティ支援部マネージャーの淵上幸憲と申します。

今回は鈑金部門の業績アップ手法についてお伝えいたします。
2021年は事故整備の市場規模が1991年以降で初めて1兆円を
割ったというニュースが出ていたかと思います。

そんなニュースが出てくると
・うちの鈑金事業は出口戦略を考えるべきなのか・・・・
・鈑金以外でのビジネスを考えるべきなのか・・・
・今かけている販促費も抑えるべきなのか・・・・
などとマイナス感情がたくさん出てくるかと思います。

一方でそんな外部環境でも
・HPを強化して新規台数が月40件増えました!
・工員一人当たり生産性180万円を超えました!
などと業績も前年比110%以上の成長を実現出来ている企業様も
多数存在しております。

そこで今回は今鈑金事業を成長させるために実施すべきことを
いくつかお伝えいたします。
 

鈑金事業の成長を促進させるポイント①

リサイクルパーツを活用すること


鈑金事業では新品パーツ交換・修理・中古パーツ交換の3つが手法となりますが、
近年ではリサイクルパーツを活用しての鈑金修理ニーズが高まっております。

様々な情勢からインフラ関連や日用品または食品の値上がり傾向が続く中で
なるべく出費を抑えていきたいという顧客心理も高まっていると感じます。
だからこそ価格面での多様性を訴求するためにも
低価格で利用できるサービスを導入するのが重要です。

またリサイクルパーツを扱うだけでなく、
販促でも打ち出していくことが重要です。

特にHPのQ&Aには
中古パーツも利用できますか?
の質問に対しての返答をしっかり記載しておきましょう。

また支払い方法の多様性も重要な観点です。
最近ではカード払い比率が高い企業様では80%を超えています。
だからこそ現金・ローン・カード・電子マネーを扱えます
というワードはHPのファーストビューにもしっかり訴求しておきましょう。
 

鈑金事業の成長を促進させるポイント②

とにかくプラスワン提案を


事故整備入庫車輌へのプラスワン提案は難しいですが、
初度登録5年以内で軽鈑金のお客様にはカーエステ商材の
提案を実施すると収益性が高まります。

おススメのカーエステ商材は
①ドアノブキズ直し
②タイヤワックス
③ボディーコーティング
④ヘッドライトコーティング
⑤フロントガラス撥水コート
⑥サイドミラー撥水コート

です。1つのPOPに最低6品を用意して
お客様のあらゆるニーズに対応できるようにしておくことも
大事なポイントとなります。

また価格帯ではなるべく11,000円未満の商品で
形成しておくほうが良いです。
鈑金のお客様の予算感からこの価格帯を超えると
獲得率が下落する傾向もありますので
1つの目安値として検討いただけたらと思います。
 

鈑金事業の成長を促進させるポイント③

効率を高めるためにはタイマーを活用


少しアナログな手法になりますが、
あらゆる工程でタイマーを活用すると生産性が高まります。
 
鈑金の生産性を高めるうえでは、
ハード面が一番重要で効率が良い設備の導入が一番ですが、
それ以外でも各工程ごとの目安時間を設定して、
タイマーを押してから作業を開始する体制も大事になります。

鈑金は預かり作業のため、
時間に追われて作業する習慣が少なくなります。
そういった際にタイマーがあるといつまでに仕上げる必要があるのか
を常にイメージできるようになるためぜひ導入をお勧めします。
 

最後に

~鈑金事業にとってのチャンスを掴むために~


鈑金事業を成長させるための3つのポイントをお伝えしました。
どれもお金をかけずに即実践できる内容が多かったと思います。

鈑金事業は業界ライフサイクル上は転換期に入っております。
もっと自動ブレーキ搭載車比率が増加して、
さらにはEV化や自動運転が進んでくると
市場規模がもっと縮小する可能性も高いのは現実です。

そんな中でも
次世代化へ進みパーツ類が上がっている背景からの
リサイクルパーツの需要拡大や
カーエステ商材の市場規模増加も予測されます。

この転換期で成長へ導けるかどうかは
次の時流へ向けてチャレンジできるかどうかに尽きますので
ぜひ新しいことにトライしていただけたらと思います。

もっと鈑金事業について詳しく知りたいというかたは
お気軽に船井総研までご相談ください。
いつでもお待ちしております。

執筆者 : 船井総研モビリティ支援部

船井総研のモビリティ支援部は、自動車業界・モビリティ業界に特化した経営コンサルティングを行っております。コンサルティング事業で培ってきた成功モデルを武器に、ほぼすべての業種・テーマをカバーしております。経営に関するお悩みを幅広く解決いたしますので、是非お気軽にご相談ください。