今回は『コロナ禍における整備戦略』についてお伝えいたします。
コロナウイルスの感染拡大が広がるこの時期ではございますが、整備業界においても2021年9月より車検の裏年に突入するといった大きな転換期になります。
このような時流において整備事業を成長させるための成長戦略及び具体的な取り組みについてお伝えいたします。
① 整備業界の時流①「新規参入企業が増加」
整備業界の中でも車検ビジネスにおいて新しいプレイヤーが頭角を現してきております。
大手中古車販売店やカー用品店のIR情報でも整備事業が伸びているという話が出ておりますし、または家電量販店なども新規参入しております。
つまり車検ビジネスにおいては市場規模自体は伸びていますが、その一方で大型プレイヤーも参入しているため改めてどこで差別化するかが非常に重要となります。
差別化の観点では“価格面”では優位性を築くのが非常に難しいため、実体(店づくり・接客など)の部分と付随機能(アフターフォローや関連事業のディスカウントなど)の強化が有効的です。
改めて自社の事業のアップデートをどのようにしていくかを各社で検討いただけたらと思います。
② 整備業界の時流②「人材採用が困難」
整備工場の事業所数は2015年の約92,200事業所をピークに2020年は約91,500事業所と減少傾向にあります。
整備専業店・整備兼業店・ディーラーという3つのカテゴリーに分かれますがどれも減少傾向にあるのが実態です。
理由としては経営者の高齢化・事業承継問題・人材難がありますが、特に多い理由は人材難です。
つまり事業を続けたくともメカニック採用が難しく、人不足から撤退するといった実体になります。
それに伴って整備士学校へ向けてのアンケート“卒業後どこで働きたいか”という内容によると専業店・兼業店が全体の7.6%・ディーラーが74.6%・あとは整備業以外といった結果とのことでした。理由としては“成長できる環境”があるかどうかです。
つまり次世代自動車や輸入車整備など車検だけでなくより高度なスキルを習得できる環境があるかどうかがポイントだということです。
だからこそこれから成長していく地域一番店では“成長できる環境”をどのように準備するかもマーケティング強化の一方で大事となります。
事例としては社内コンテスト・整備の作業タイムアタックなどもありますが、時流テーマだと動画マニュアルの準備です。
普段入庫量が少なく難しい作業でも動画を見て、まずは実施イメージを付けられる体制をどう敷いていくかも重要な観点となります。
特に飲食業界では調理方法などもすべて動画マニュアルを準備して、自己研鑽として学べる体制を用意しているそうです。
こういった育成環境のデジタル化も合わせて準備していき、その実態を整備士学校や社会にアピールして採用活動においても優位性を築けるようにすることが事業成長において非常に大事だと思います。
③ とにかく集客力の強化を
新規集客はWEBと紹介の強化を行い、既存集客は3か月に1回のフォロー体制を築くことが重要です。まずは新規台数のうち50%をWEB(車検HP・Googleマイビジネス・楽天Car車検の合計)、30%を紹介(販売事業や整備事業からのお客様紹介)で獲得出来ているかを確認すると良いです。そのうえで何を強化するかを決めて取り組んでみてください。
また既存集客はアフターフォローです。前提として来店時の感動サービスも大事ですが、
そのうえで3か月に1回のフォロー(アプリ・LINE・SMSを活用)をどのように実現するかを決定していただけたらと思います。
以上となります。「コロナ禍における整備戦略」という観点に基づいて様々な内容をお伝えいたしましたが、もっと具体的な手法を知りたいという企業様はぜひ車検アカデミーにご参加ください。
次回は、6月17日(木)10:30~16:30に開催させていただきます。
また次々回は7月26日(月)10:30~16:30に開催させていただきます。
※どちらもお試し無料参加は下記より随時受付中でございます!毎年コンテンツも進化しておりますので以前参加されていました企業様もぜひこの機会にご参加ください
https://www.funaisoken.co.jp/study/113839
本内容を活用して益々の企業発展につなげていただけますと幸いでございます。
最後になりますが、コロナ禍で大変なご時世でございますが、
この状況をピンチではなくチャンスに変化させ、
皆様の企業が飛躍的に成長しますことを心よりお祈りいたします。





